BMW K1600GTLの買取相場を調査!リアルな査定結果は?

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BMW

K1600GTL

6気筒エンジン搭載でオートバイ業界に新しい風
BMW K1600GTLの買取相場&査定レポート

BMW伝統の水冷直列6気筒エンジン“シルキー6”を2輪車として初めて搭載したK1600GTL。エレガントな外観と軽やかな加速でバイク業界に新しい風を巻き起こしたK1600GTLの買取相場と実際の査定結果をレポート。K1600GTLの売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

K1600GTLを査定してもらいました!

買取車情報
年式 2011年(平成23年)
走行距離 28600km
状態(外観) 良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 サイレンサー、エンジンガード
査定者の評価コメント
エンジン
5
異音小、錆小、始動性・吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
ショック錆、ホイール傷・錆、タイヤ減り
外装(外装パーツの状態)
5
サイドケース小傷多数有り、タンク傷小
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
5
ホイール錆小、ディスクローター錆小、タイヤ減り
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
5
サイレンサー傷小、エキパイ錆・変色
フレーム
5
ストッパー凹み小、ステップ傷小
そのほか
-
転倒歴はみられないが、全体的に使用感・傷・錆有り

※点数は10点満点です

査定者の評価コメント
エンジン 5
異音小、錆小、始動性・吹け上がり問題無し
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
ショック錆、ホイール傷・錆、タイヤ減り
外装(外装パーツの状態) 5
サイドケース小傷多数有り、タンク傷小
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 5
ホイール錆小、ディスクローター錆小、タイヤ減り
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 5
サイレンサー傷小、エキパイ錆・変色
フレーム 5
ストッパー凹み小、ステップ傷小
そのほか -
転倒歴はみられないが、全体的に使用感・傷・錆有り

※点数は10点満点です

高額査定がついたBMW K1600GTLの画像はコレだ!

BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL

条件が違ったらK1600GTLの査定額はどう変わる?

傷・錆・腐食一切無し プラス30,000円
社外シート等のオプション有り プラス30,000円~100,000円
傷・錆・腐食一切無し
プラス30,000円
社外シート等のオプション有り
プラス30,000円~100,000円

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2011年式のK1600GTL。BMWが満を持して発表した新型ラグジュアリーツアラーとして、颯爽とデビューを果たした年のモデルですね。話題は何と言っても、BMWが直列6気筒エンジンをオートバイに搭載したという点。あのBMWの直6――クルマ好きの方には説明不要ですね――がバイクで味わえるということが、まさに大きな出来事だったのです。

気になる買取相場は1,210,000円~1,380,000円。この個体の買取査定は1,300,000円とのこと。走行距離は32,657kmと、ツアラーモデルらしく、それなりに数字が伸びています。またアクラポビッチ社製のマフラーとエンジンガードを装着。エンジンの始動性、吹け上がりも問題なしとのこと。

ただし、それなりに距離を走った車両のため、普通に乗っているうちについてしまうキズやサビなどは各所に発生してしまっているとのこと。タイヤもそれなりに減りあり。それらを総合して算出されたのがこの買取査定とのこと。

なお社外製シートなどの装着があればプラス30,000円~100,000円。キズやサビなどが一切なければプラス30,000円の査定アップが期待できるとのことです。

K1600GTLとは

K1600GTLのスペック情報

総排気量 1,648cc
最高出力 118kW(160PS)/7,750rpm
最大トルク 175N・m/5,250rpm
全長・全高・シート高 2,205mm/ 1,490mm/ 850mmまたは870mm
重量 350kg
燃料タンク容量 26.5L
燃料消費率 17.5km/L
発売年 2011年
メーカー希望小売価格 3,331,000円~(2017年9月以降モデル)
カラー サンダーグレーメタリック他

K1600GTLの歴史

ハーレー・ウルトラ&ホンダ・ゴールドウイングへ、宣戦布告

K1600GTLは2011年に登場。それ以前、ハーレーダビッドソンのエレクトラグライド ウルトラおよびホンダのゴールドウイングの2車種によって寡占状態であった、ラグジュアリーツアラーのジャンルに、BMWが満を持して挑んだモデルになります。

このラグジュアリーツアラーという車種は、言ってみれば限りなく乗用車に近いオートバイと言えるでしょう。一般的な車種とは一線を画した、超大柄な車体に、そのメーカーの最大排気量となる大型エンジンを搭載し、大型のカウルとフェアリング、パニアケースとトップボックス、さらには背もたれ付きのパッセンジャーシートを備えるというのが定番。さらに近年では、オーディオまでも装備されるようになっています。 それこそ夫婦2人で、都会からリゾート地のホテルへ、荷物をしっかり積んで出かけるといったツーリングには、最適と言えるでしょう。

その一方で、一般的なオートバイとは大きさや操縦性が異なるため、「あれはバイクではない別の乗り物だ」といった否定的な意見もしばしば見られます。そうした特異性もあり、長らくラインアップされてきたのは、前述のハーレーダビッドソンのエレクトラグライドウルトラ(およびその系列)と、ホンダのゴールドウイングに限られていたのです(かつてはヤマハの「ベンチャーロイヤル」という車種もありましたが…)。

そんな状況に楔を打ち込んだのがK1600GTLでした。しかも、ハーレーともホンダとも異なるアプローチで、なおかつBMWらしい方法でこの分野への進出を果たしました。それは…….

K1600GTLの魅力

BMW伝統の“シルキー6”を、2輪車に初搭載

BMWに詳しい方には説明不要でしょうが、BMWを代表するエンジンと言えば、2輪では水平対向2気筒のフラットツイン“ボクサー”、4輪では直列6気筒エンジンの“シルキー6”が双璧です。

BMWという社名は、バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ=バイエルンのエンジン工場を意味する頭文字であり、自動車メーカーとなる前は、レシプロ(プロペラ機)の航空機用エンジンを手がけていたという社歴も。つまり、エンジンには大きなこだわりを持っているメーカーです。

そんなBMWが、4輪部門にて、大きなこだわりとしてきたのが直列6気筒エンジンです。直列4気筒やV型多気筒エンジンとは全く違う、滑らかに高回転まで回るそのフィーリングは“シルキー6”と称され、そのままBMW直列6気筒の代名詞となっている程です。その“シルキー6”を2輪車として初めて搭載したのが、K1600GTLなのです。

ちなみに、過去にも直列6気筒エンジンを搭載したバイクが無かった訳ではなく、ホンダCBX1000やカワサキ Z1300、そしてイタリアのベネリ900セイなどがありました。しかしどれも商業的には成功したとは言い難い結果に。当時の技術では、直列6気筒エンジンの大きさや重さを克服できずに終わってしまったのです。

それに対して、BMWは4輪部門で長年培ってきたノウハウと技術を駆使して、軽量コンパクトな直列6気筒エンジンを実現してみせたのです。まさにBMWにしかできない芸当です。

加えて、K1600GTLは350kgの車重を持つ大柄なラグジュアリーツアラーでありながら、軽快に車体をバンクさせコーナーリングできるハンドリングを実現している点も見逃せません。そうした意味では、ライバルであるハーレー・ウルトラやホンダ・ゴールドウイングとは全く違う、K1600GTLという新たなジャンルを確立した…といったら言い過ぎでしょうか。まさにBMWの技術力をふんだんに感じさせる、比類のないモデルに仕上がっています。

   
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