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スクーターについて解説

スクーターとは

特徴としてはステップスルーの乗車姿勢で運転することができ、オートマチックトランスミッションを搭載(一部ギアチェンジを必要とする車種も)。オートバイのなかでも、身近かつ便利な移動手段として広く親しまれています。なお、排気量的には50cc~125ccを指す場合が多く、126cc以上のものは「ビッグスクーター」として区別される傾向にあります。

元々は英語で「駆け出す」という意味の“scoot”という単語に、「〇〇する者」という意味の接尾語である“er”を組み合わせた造語。古くはキックスケーターを指す言葉でしたが、やがてオートバイの車種を表す言葉として定着しました。

スクーターの魅力

スクーターはオートバイのなかでも、最も身近かつ容易に乗ることができ、より幅広い層のユーザーをカバーできる車種ということが言えます。近年では一部に足置きなしのバイクタイプも出てきましたが、多くの場合はステップスルーの平面な足場を有しており、女性や小柄な方でも難なく乗車できます。

また有名なイタリアのベスパを筆頭に、国内のホンダ、ヤマハ、スズキも長年に渡って、多種多様な車種を手掛けており、選択肢の豊富さという面では、オートバイ全体のなかでも屈指の充実度を誇っています。

スクーターの人気の理由

小排気量で扱いやすく運転も簡単、女性や小柄な方でも足つき性のハードルを気にする必要がほぼないので、バイク全体のなかでも最も敷居が低いジャンルの車種と言えます。まさに昨今のコロナ禍によって密にならない移動手段を確保したいという方にとっては、一番手が出しやすいジャンルと言えるでしょう。

なかでも50cc原付1種スクーターは、以前は最高速度の低さや二段階右折の制約などで人気が下火となっていましたが、コロナ禍によって普通自動車免許で乗れる、簡単に免許取得ができるというメリットが再評価されることとなりました。また125ccまでの原付2種スクーターであれば、普通自動車の任意保険のファミリーバイク特約が利用できるので、その点でも敷居が低くなっています。

スクーターの買取傾向

以前は人気が下落傾向にあった原付1種スクーターですがコロナ禍によって密にならない移動手段のニーズ高騰により、それなりの買取価格が提示されるようになっています。

125ccまでの原付2種スクーターは、コロナ禍以前より使い勝手のよさで人気となっていましたが、バイク需要増大の影響により買取相場が大きく上昇しています。

また、一時バイク離れが指摘されていた若年層の間でも、スクーターのニーズが復活。以前からファッション性の高さで人気のイタリア製ベスパはもとより、ホンダのズーマーやジョルノ、ヤマハのVINOといった個性的なデザインのスクーターの人気が再燃しており、買取相場も上昇傾向に転じています。

代表的なスクーター

ホンダ リード125

ホンダ製スクーターのなかでも長い歴史を有するリードシリーズの最大排気量モデル。2022年のフルモデルチェンジにおいて、環境性能を向上させたeSP+エンジンを搭載し、またスクーターとしてはいち早く、スマートキーシステムも採用されました。

ヤマハ E-Vino

ガソリンエンジンの50ccスクーターVinoをベースに、充電式バッテリーとモーターを搭載した電動スクーター。このバイクで旅をしながら、行く先々の方に充電をお願いする人気バラエティ番組の影響もあり、格段の知名度を誇っています。

スズキ アドレス110

スズキのインドネシアの現地法人が手掛けるグローバルモデルとして2015年に登場。燃費性能に優れた112cc空冷単気筒エンジンを搭載し、14インチ径のホイールを採用したことで高い走行安定性を実現。コストパフォーマンス面でも大きく評価されています。

   
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