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HONDA

VFR800F

V4エンジンの系譜を受け継ぐスポーツツアラー!
買取相場&リアル査定レポート

かつてレース界で強さを誇ったホンダV4エンジンの系譜を受け継ぐスポーツツアラー「VFR800F」。国産V4モデルとして貴重な存在感を放つVFR800Fの買取相場は?リアルな査定結果も詳しく紹介!VFR800Fの売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

VFR800Fを査定してもらいました!

VFR800F
買取車情報
年式 平成27年
走行距離 1500km
状態(外観) 良好
エンジンの状態 可動
事故歴 無し
改造の有無 ETC、リアインナーフェンダー、クイックシフター
査定者の評価コメント
エンジン
6
セル一発で始動・異音無し、エンジン回り錆小、ラジエーター錆小・飛び石跡小
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
6
レバー傷小、ディスクローター減り小、タイヤ減り小
外装(外装パーツの状態)
6
立ちゴケ跡等無く使用傷程度でキレイ
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
6
ホイール傷小、ディスクローター減り小、タイヤ減り小
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
6
サイレンサー汚れ・傷小・錆小、エキパイ錆
フレーム
6
傷、錆等一切無し
そのほか
-
屋内保管で目立つ傷や錆等無く、色つやも問題無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

査定者の評価コメント
エンジン 6
セル一発で始動・異音無し、エンジン回り錆小、ラジエーター錆小・飛び石跡小
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 6
レバー傷小、ディスクローター減り小、タイヤ減り小
外装(外装パーツの状態) 6
立ちゴケ跡等無く使用傷程度でキレイ
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 6
ホイール傷小、ディスクローター減り小、タイヤ減り小
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 6
サイレンサー汚れ・傷小・錆小、エキパイ錆
フレーム 6
傷、錆等一切無し
そのほか -
屋内保管で目立つ傷や錆等無く、色つやも問題無し

※点数は10点満点です(sponsored by バイクワン)

高額査定がついたVFR800Fの画像はコレだ!

VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F
VFR800F

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2015年式のVFR800F。2013年の東京モーターショーで発表され、翌2014年に発売開始となったRC79型ですね。この2013年の東京モーターショーにはたまたま出かけていまして、実車を現地で見ることができたのですが、その時思ったのは、先代のRC46型から、デザインも車体構造も一新されたな~という印象でした。実はRC46型VFRを所有していたバイク仲間がいたので、余計にそう感じたのかもしれません。

気になる買取相場は810,000円~910,000円。この個体の買取査定は850,000円が提示されたそうです。走行距離は約1,500km弱でごく少なめ。カスタムはETC装置とリヤインナーフェンダーを装着。さらには、走行中にクラッチ操作なしでシフトチェンジが行えるクイックシフターも組み込まれているとのこと。コンディション面も、屋内保管がされていたとのことで、傷や錆などは少なく、塗装の色つやも問題なしと評価。これらの要素を総合し、算出されたのが、この買取査定とのことです。

なお、社外製の大型スクリーンやグリップヒーターなどが装着されていればプラス10,000円~20,000円。社外製マフラーの装着かつ純正マフラーの保管でプラス20,000円~50,000円、トップケースと両サイドのパニアケースのトリプルケース装着であればプラス30,000円~50,000円の査定アップが期待できるそうです。

VFR800Fとは

VFR800F

VFR800Fのスペック情報

型式 2BL-RC79
エンジン形式 水冷V型4気筒
総排気量 781cc
最高出力 79kW(107PS)/ 10,250rpm
最大トルク 77N・m(7.9kg・m)/8,500rpm
全長・全高・シート高 2,140mm/1,210 mm/809mm(789mmに調整可能)
重量 243 kg
燃料タンク容量 21L
燃料消費率 28.7km/L
発売年 2014年
メーカー希望小売価格 1,419,120円~(2018年12月14日以降モデル)
カラー ヴィクトリーレッド 他

VFR800Fの歴史

ホンダV4エンジンの系譜を、今に受け継ぐ1台

現行のRC79型VFR800Fは2014年に発売開始となりました。しかし、先代にあたるRC46型VFRは2002年と1998年(型式名はそのままにフルモデルチェンジ)、さらにその先代のRC36型は1990年に登場。そしてVFRという車種の原点となると、1986年デビューのRC24型VFR750Fまで遡ることができます。VFRとは、実に40年以上に渡って、進化と熟成を重ねてきたモデルファミリーなのです。

その原点であるRC24型VFR750Fの誕生は、レースがきっかけ。1982年に発売されていたVF750Fをベースに、ホンダが当時の市販車改造クラスレースにワークスマシンとして投入していたRVFが1985年の世界耐久およびTT-F1の2クラス制覇を達成。その公道向けレプリカとして発売されました。とりわけ、アメリカ仕様は「インターセプター」のサブネームが与えられ、一躍人気モデルに踊り出ました。そして翌1987年には「公道も走れるレーシングマシン」として大きな話題となった派生モデルVFR750R(RC30)の発売も開始されたのです。また本家のVFR750Fは、当時の白バイのベース車としても採用され、さらには当大型自動二輪免許の試験車輌にも用いられるなどで、知名度を高めました。

その後、1990年のRC36型からは、V4エンジンならではの特性を生かしたスポーツツアラーに特化したコンセプトとなり、レースのベース車輌とは別の道を行くことになります。1998年のRC46前期型からは排気量を800ccに拡大。2002年のRC46後期型ではセンターアップマフラー&サイドラジエーターを採用。そして2014年に現行のRC79型へのモデルチェンジというのが、ホンダの誇るV4モデル、VFRシリーズの系譜になります。

VFR800Fの魅力

V4エンジンならではの味わいを楽しめる、スポーツツアラー

モータースポーツやホンダのレース歴に詳しい方ならご存知の通り、1980年代半ばから1990年代にかけて、ホンダの市販車ベースのレーシングマシンには、一貫してV4エンジンが搭載されてきました。このV型4気筒というエンジンは、簡単にいえば、低回転域では、2気筒モデル的な低速トルク重視、高回転域では直4エンジン的なパワー重視という、いいとこ取りを可能にするエンジンなのです。

しかし、当初はどっちつかずで中途半端であると、なかなか人気には結びつきませんでした。市販車で採用していたのは、VFR以外では、ヤマハのドラッグマシンレプリカという“特殊”な個性を持つV-MAXのみでした(現在はイタリアのアプリリアRSV4シリーズも採用)。しかし、ホンダはめげずに進化と熟成を繰り返し、前述の通り1985年のレース2冠を達成。その後も1990年代末まで、一貫してレーシングマシンに採用。それと並行し、レースで培った技術を投入し進化させ続けてきたのがVFRシリーズなのです。

現在では、レースベース車ではなく、スポーツツアラーに特化されたモデルとなっていますが、“先輩”達の積み重ねてきた土台があるからこそ、V型4気筒モデルとしての矜持を貫いているのですね。

なお、2015年(2014年末)には、派生モデルとして、VFR800Fをベースに専用サスペンションやバーハンドルなどを装備し、独自の車体デザインを纏ったアドベンチャー系モデル、VFR800Xもラインアップされました。同じホンダでも、CRF1000LアフリカツインやNC750Xとは、また違った個性を放っています。

 
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