買取額はどう決まる?バイクを査定するポイントを動画で紹介

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ここが買取価格の分かれ道! 評価のしかたを動画で紹介

バイクの査定を依頼。その時、買取業者はどんなポイントをチェックしているのでしょうか…気になる方も多いことでしょう。ここではバイクの査定、評価のやり方を動画とともに詳しくご紹介。業者によって多少の違いもありますが、概ね以下のようなチェックを行なっていると考えてください。

まずは、車検証や書類、ナンバープレート、そして…

査定前に必ず行うこととして、251cc以上の場合は車検証・自賠責保険証、それ以下の場合は軽自動車届出書などで、ナンバープレートと登録書類との整合性を確認します。

そして近年、もうひとつ重要な検査項目となっているのが「フレーム打刻ナンバー」の確認です。この打刻ナンバーが削られていたり、不鮮明で確認できないといった場合には買取依頼をすることができませんので、注意が必要です。

ちなみにフレーム打刻ナンバーは通常、フレームネックというハンドルよりやや下の位置にあります。ただし、スクーターの場合、インナーカウルや車両の真下、シートの内部などに位置することもあります。

外装でチェックされる部位は?

カウル装着モデルとスクーターの場合はまず…
●スクリーン ●アッパーカウル ●サイドカウル ●インナーカウル(スクーターの場合)
といった部位をチェック。

その上で、ネイキッドやクルーザー、オフロードなども共通する部位として以下のチェックが行われます。

●フロントフェンダー ●リアフェンダー ●サイドカバー(スクーターの場合はリヤカウル) ●燃料タンク ●シート ●マフラー ●ヘッドライト ●メーター類 ●ハンドル ●フロントフォークおよびボトムケース ●フロントホイール ●リヤサスペンション ●リアホイール ●スイングアーム ●ステップ(スクーターの場合はステップボード) ●エンジン ●フレーム

外装を評価する判断基準は?

上記でご紹介した部位ごとに、以下のような瑕疵があるかどうかをチェックされます。

  • キズ/削れ
    ●5cm程度 ●15cm程度 ●15cm以上
  • ヘコミ
    ●3cm程度 ●10cm程度 ●10cm以上
  • 曲がり
    ●支障のない程度 ●習性により良となる ●要交換
  • 割れ/欠損
    ●5cm程度の割れ、または1cm程度の欠損 ●10cm程度の割れ、または3cm程度の欠損 ●10cm以上の割れ、または5cm程度の欠損

  • ●2cm程度 ●5cm程度 ●2cm程度以上の穴が複数
  • 欠品
  • 要交換

以上の要素が総合的に何箇所あるかによって、買取査定は変わってきます。

※動画は準備中です!!

エンジン&計器類の作動チェック

外装の各部位をチェックしたら、続いてエンジンと計器類の作動チェックを行います。イグニッションキーを回し、エンジンはちゃんとかかるか、メーターや警告灯などはキチンと作動するか、ウインカーやヘッドライト、ブレーキランプが点灯するか、などがチェックされます。

フロント足廻りのチェック(1)

エンジンと灯火類の次は、フロント足廻りのチェックに入ります。まずはハンドルを直進状態にして車体を正立させ、フロントタイヤに傾きやズレがないかをチェック。

続いて、ハンドルを左右に切り、同じ角度で切れるかを確認。さらにハンドルストッパーの変形の有無や修繕・交換履歴があるかもチェックされます。特に、前輪を持ち上げた状態でハンドルを一杯に切り、そこからさらに切れ込む“ガタ”がないかが念入りに確認されます。

フロント足廻りのチェック(2)

引き続きフロント足廻りに関して、フロントフォークのチェックも行われます。目視によって、曲がりやよじれ、フォークオイルの漏れなどがないかを確認。その上で、静止状態でフロントブレーキをかけて、サスペンションの作動状態にヘタリやヌケがないかを確認されます。

またフロントフォークの状態確認の一環として、フロントフェンダーの状態や、フロントタイヤと車体の間隔が正常かどうかも確認されます。

フロントブレーキ、フロントホイールの状態確認

こちらも前輪を浮かせた状態で行います。まず前輪を空転させた状態からフロントブレーキをかけ、その作動状態をチェック。ブレーキの引きずりや、ディスクローターの歪みがないかを確認。同時にホイールがスムーズに回転するか、ゆがみによる揺れがないかも確認されます。

フレームのチェック

車体の骨格であるフレームについては、主に溶接箇所が重点的にチェックされます。特に、フレームに衝撃が加わった際には、鉄フレームの場合は塗装の剥離やはじきが発生するので、確認されます。アルミフレームは白濁が発生していたり、亀裂が入っていないかも確認。さらにエンジン下部のダウンチューブも然りです。

リヤ廻りのチェック

フロント足廻りと同様に、車体を正立させた状態でリヤタイヤやシートレールにずれがないかを確認。またリヤサスペンションもフロントの場合と同じく、ヘタリやヌケがないかを確認されます。またスイングアームの損傷や破損がないか、違法なものに交換されていないかもチェックされます。

燃料タンク内部のチェック

燃料タンク内部にサビが発生していないかを、懐中電灯などで照らしチェックします。言うまでもなくサビはエンジンにとって異物となり、エンジン不調の原因となるため、念入りにチェックされます。

エンジンのチェック

エンジンを始動させた状態で異音や白煙等がないか、マフラーとの継ぎ目などから排気漏れが起きていないか、シリンダーやオイルパン、ミッション部分などからオイル漏れや滲みがないかを確認されます。

併せて外観の傷やダメージなどもチェックされ、とりわけ空冷エンジンの場合は、冷却フィンの欠損がないかを入念にチェックされます。

   
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