高価買取が可能なカスタム事例、残念なカスタム事例

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どこまで買取ってもらえる? この改造でトクする人、ソンする人


所有するバイクをご自分の好みのスタイルにカスタムして仕上げていく、これもまた、バイクライフの大きな楽しみですね。しかし、買取を依頼する場合、カスタムはマイナスポイントになってしまうのではないか…と心配されている方もいらっしゃることでしょう。

ご安心ください。現在のバイク買取業界では(良質な)カスタムであれば、プラス査定するという体制を整えています。ひと昔前までは、こうした体制やノウハウがなく、買取依頼の際にはノーマルに戻す必要があったのを考えれば、まさに業界全体が成熟してきているのですね。

しかしながら、カスタムなら何でもプラス査定になるという訳ではありません。むしろマイナス査定につながってしまうカスタムということも、往々にして見られます。

トクするカスタム編 どんな改造なら高値がつくのか?

まずは、どんなカスタムなら得をするのか?からお話しましょう。いくつかポイントがありますので、ぜひ知っておいてください。

ネームバリューの高いパーツを取付していた

買取査定において、プラス査定要素となるカスタムの筆頭は、何と言っても、有名ブランドのカスタムパーツを装着しているという点になります。


バイク乗りの方であれば先刻ご承知だと思いますが、バイクのカスタムパーツ業界には、ネームバリューの高い、ブランドとして確立されているメーカーが数多くあります。


例えば、以下のブランドが代表的です。


●マフラーヨシムラモリワキAKRAPOVIC、BEET、アールズギア(ワイバン)、OVERレーリング、ヤマモトレーシングなど。

●ブレーキ関連ブレンボ、APレーシング、ベルリンガー

●サスペンションオーリンズ、WP、ナイトロン、クアンタム

●ホイールマルケジーニ、OZレーシング、ダイマグ、アドバンテージ

これらのネームバリューの高いカスタムパーツの装着は、概ねプラス査定が期待できます。加えて、これらをリプレイスする前の、ノーマルパーツも手放さずに保管してあれば、さらにプラスが期待できます。ぜひ覚えておいてください。

流行のカスタムスタイルに合致していた
カフェレーサー、ダートトラッカー、ブラットスタイルなど

カスタム車両のプラス査定を大きく左右するもうひとつのポイントは、そのスタイルや方向性が、時代の流行や市場ニーズにマッチしているかという点になります。


例えば「カフェレーサー」。丸目ヘッドライトのネイキッドスタイルのベース車両に、ロケットカウルやセパレートハンドルなどを装着する定番スタイルですが、時代を問わず一定の人気を博しているため、査定面でも期待がもてます。

ヨーロッパ発祥のカフェレーサーに対し、アメリカ発祥のカスタムスタイルといえば、「ダートトラッカー」や「ボバー」、そして「ブラッド」なども高い人気を誇っています。


砂利や土の路面で争われるレースのために、ブロックパターンのタイヤやホークブーツ、アップタイプのマフラーやアンダーガードを装着するのがダートトラックスタイル。余計なものを削ぎ落とした上で、低く身構えたスタイルに仕上げるのがボバー。そして、ハンドル周りをカフェレーサー、リヤ周りをボバースタイルとしたのがブラット(BRAT)スタイルです。

その他にも、古き良き時代の車両を再現する「クラシック」や、パーツのクロームメッキ加工&ワイドタイヤ装着の「ニュースクール」、高いライザーに短いフラットハンドルを組み合わせたスポーティーなチョッパーという感じの「フリスコ」なども一定の人気を博しています。


こうした方向性のカスタムであれば、プラス査定が期待できます。ただし、流行は廃れる可能性もありますので、その点はご注意ください。

ソンするカスタム編 ハマり過ぎて査定担当者も思わず絶句

自分では良いと思っても…「それマイナスです」なカスタム

ここからは、マイナス査定となってしまうカスタムについてご紹介していきたいと思います。ご自分では気に入っていても、査定ではマイナス、となってしまうこともありますので、知っておいてください。

お手製パーツでフルカスタム

自作したパーツでカスタムというのは流石にマイナスとなってしまいます。DIYがご趣味の方などによく見られます。


明らかに自家塗装

プロの塗装業者さんに匹敵するクオリティであればむしろプラスの期待がもてますが、なかなかそうした領域の例はありません。

純正ノーマルパーツや不明パーツを加工して取付

買取査定では純正パーツが揃っているとプラスとなりますが、加工してしまうとマイナスとなります。また出処の不明なパーツの場合も然りです。



社外メーターやデジタルメーターへ交換

一番のマイナスは、交換によってそれまでの走行距離が不明となってしまう点です。デザイン的にどうしてもそうしたいというのでない限り、安易に交換するのは避けた方がよいでしょう。



メーカー不明パーツの取り付け

品質が不透明なメーカー不明パーツは、マイナス査定の対象になります。特にブレーキキャリパーやディスク、ブレーキホース、ホイール、タイヤ、ドライブチェーンなどではマイナス度合いが高まってしまいます。




よくやりがちな「ソンする」改造例

「あるある」なバイクカスタムでも、実はマイナスなこととは?

バイクカスタムにおいては、ある種のお約束、定番といえるようなことでも、実は査定にマイナスなことというのは、よくあります。

その筆頭に挙げられるのが、車体のキズなどを隠すための「ステッカーチューン」です。外観上は目立たなくなりますが、キズがあることに変わりはありませんので、マイナス査定は避けられません。

また、方向性があやふやなカスタムというのもマイナス査定となってしまいます。極端な例ですが、スーパースポーツ系車種をダートトラックスタイルにカスタムしても、プラス査定はなかなか望めません。

またカスタムで交換した純正パーツを手放してしまうのも避けるべきです。ノーマルパーツの保管はプラス査定となりますが、逆の場合はマイナス。ただし保管状態も問われますのでご注意ください。

その他、マイナスとは言えないものの、プラスの期待もあまりもてない点としては、ドレスアップに近いライトカスタム。例えば、ウインカーやブレーキランプをデザインの違うものにしたりする程度では、なかなかプラスにはなりません。


さすがにこれは(苦笑)という衝撃?のカスタム事例

はっきり言います、痛車はマイナス査定です!

初○ミ○やアニメ系のキャラクターなどをボディにペイントした痛車や、いわゆるお姫様パステルと呼ばれるような色彩、前衛アートのような塗料を無造作にぶちまけたようなカラーリング、さらには奇抜な色での塗装や、抽象画のようなデザインを施すなどなど。これらはすべて、マイナス査定となってしまいます。ご本人がいくら芸術性を気に入っていたとしても、です。

またボディ全体のカラーリングだけではなく、例えばフレームやスイングアーム、フロントフォークなどを缶スプレーで自家塗装しているといった場合も、やはりマイナス査定となってしまいます。奇抜なペイントや自家塗装はマイナス、このことはしっかり踏まえておいてください。


まとめ

いかがでしたでしょうか?ひと口にカスタムと言っても、プラスになるものとマイナスになるものがあるということが、お分かりいただけたのではないでしょうか。もちろんバイクのカスタムをどうするかは個人の自由ですが、どうせならば、買取で有利になる方向性をキチンと踏まえておこなうのがお勧めです。

最後に、実際にトクしたカスタム事例を画像で紹介します。

高価買取が期待できる!トクするカスタム事例を画像で紹介

トクする改造
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