原付バイク買取時のポイント

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原付バイクの買取は可能なのか…予め知っておきたい情報あれこれ

ここでは原付バイクの買取に関して、事前に知っておきたい各種の情報をご紹介していきます。原付バイクは値段がつかない、処分費用を負担しなければならないというのはあくまで通説。少しでも高く売るための知識を持っておきましょう。

原付バイクは買取額が低い?

そもそも50ccの原付バイクは新車時の価格自体が安いのに加え、1人乗り専用で法定速度も時速30kmに制限されており、2段階右折を課せられるといった制約もあります。また近年では電動アシスト自転車の高性能化や電動キックボードの普及などで、より厳しい立場におかれつつあります。

そのため、買取でプレミア価格がつくということはほぼないというのが現実。しかしながら、絶対に買取で値段がつかない、処分費用を自己負担しなければならないというわけではありません。相場価格よりも高値で買取してもらえるというケースもあるということを踏まえておきましょう。

原付バイクでも高く買い取ってもらえるケース

原付に限らず、バイク全般に言えることですが、その個体が新しければ新しいほど、コンディションが良ければよいほど、高値買取の可能性は高まります。具体的には走行1,000km未満で傷や錆がほとんどなく、限りなく新車に近い状態ということ。

原付バイクならではのポイントとして挙げられるのが、依頼する買取業者の体制。原付バイクの買取を得意としていて再販ルートを確立している業者であれば、上記のような新車に近い状態なら10万円の値がつく可能性もあります。一方、原付を得意としていない業者だと、同じ車両でも安く買いたたかれてしまうことも。原付を売るなら、原付買取が得意な業者というのが鉄則です。

高額買取が期待できる車種

ひと口に原付バイクと言っても、車種によって人気は異なり、当然ながら買取価格も変わってきます。主な原付バイクの車種の「非常に状態がよい」場合の金額は以下の通りだとされています。

●ホンダJAZZ:10万円前後(平均買取相場は6万円前後)

●ホンダDio:6万円前後(平均買取相場は4万円前後)

●ヤマハ BW’S:9万円前後(平均買取相場は7万円前後)

●ヤマハ BJ:2万円前後(平均買取相場は1万円前後)

●スズキ ZZ:7万円前後(平均買取相場は5万円前後)

●スズキ アドレス50:4万円前後(平均買取相場は2万円前後)

あくまで一例ですが、同じコンディションであっても車種によって期待できる買取金額が大きく異なる点において、原付は通常のバイクより金額差が顕著になります。売却したい車種の買取相場は、事前にしっかりチェックしておくのがベターでしょう。

高額査定のポイント

まず社外製パーツを装着していて、純正パーツが保管しているなら、純正パーツも一緒に査定してもらうこと。これば原付に限らず、バイク買取全般に言えることです。またカウルの破損なども修復する必要はありません。

バイク買取全般に言えることですが、中古バイクが最も売れる時期は4月、そして7月とされています。バイク販売店でも、そうした商売時に備えてバイクの在庫を揃える傾向が高くなりますので、1月~3月頃の時期を狙って買取に出せば、より高値が付く可能性があります。

その上で原付バイクの買取を得意としている、原付バイクの再販ルートを確立している業者を選ぶことも重要です。

売却時の注意点

原付バイクの中には走行距離計が4桁までのものもあり、9,999kmを超えると0kmに戻ってしまいます。そうした車種で10,500kmを走行している場合、表示は当然500km。この場合、査定時に走行距離は500kmと申告するのは厳禁。

買取業者の査定員はプロですので、車輛の状態や年数から、走行距離や扱い方に関する嘘は簡単に見抜いてしまいます。万が一心象を悪くしてしまえば、買取相場よりも安い金額を提示されるという可能性も否めません。買取時、正直に走行距離を伝えることが高額査定への第一歩です。

売却を断られるケース

原付バイクは車種やコンディションによっては高値買取となる可能性が十分にあります。しかしながら、買取不可、値段がつかないというケースもゼロではありません。なかでもそうなる確率が高いのが、エンジンが故障している不動車の場合。修理の手間暇と再販する場合の利益を秤にかけ、買取不可とする業者も存在しています。

しかし、そうした場合でもあきらめるのは早計。買取業者のなかには不動車の買取に門戸を開いているところもあります。また海外輸出、とりわけ東南アジアへの販路を確立している業者であれば、原付の不動車の買取に対応してくれる可能性も。処分を検討するのは、買取を全て断られてダメになった場合の最終手段です。

売却の際に必要な書類

原付バイクを売却する際に必要となる書類は、基本的には125cc以下の小型自動二輪(原付2種)と同じ。居住地の市区町村役場からナンバープレートを交付した証書として発行される「標識交付証明書」と、強制保険である「自賠責保険証」になります。

加えて、買取業者によっては不要としている場合もあるかも知れませんが、多くの場合、身分証明書と印鑑が必要となります。身分証明書はもちろん免許証でOKですが、パスポートや保険証、マイナンバーカードなどでも可能となっています。

   
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