ヤマハトリシティの特徴と歴史を解説

バイク売却完全ガイド

バイクの買い取り市場カタログ
バイクの買取相場カタログ » バイク買取最新業界ニュース » 【ヤマハ】トリシティの特徴と歴史
  

【ヤマハ】トリシティの特徴と歴史

トリシティイメージ

トリシティイメージ

画像引用元:YAMAHA HP(https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity155/color.html#03)

ヤマハトリシティの情報

トリシティシは、ヤマハから販売されているフロント二輪型のLMWモデルです。2016年にはこれまでの125ccモデルに加え、155ccのモデルが登場しました。トリシティ155は軽二輪に該当するバイクなので、従来の快適性に加えて高速道路での走行も可能です。

シリーズに共通しているLMWテクノロジーは、段差や砂、雨などの路面状況にも柔軟に対応できる快適さと安定感を備えた技術です。「パラレログラムリンク」は車体の傾きにフロント二輪を同調させ、自然なコーナリングを実現します。また「片持ちテレスコピックサスペンション」は軽快な走行感をもたらす仕組みで、街乗りからツーリングまで快適な走りを提供します。

そして、ヤマハ独自の設計思想により燃費と環境性能、走りの快適さを兼ね備えた「BLUE CORE」エンジンをどのモデルにも搭載。燃焼効率と冷却性の高さ、そして稼働ロスの低減のためオールアルミ製ダイキャストシリンダーやローラーロッカーアームなどを採用しています。これにより性能をアップし、優れた加速を体感できる仕組みです。

メディアの露出も高い三輪バイク

ヤマハトリシティは、特徴的な外見が話題を呼び、さまざまなメディアにも数々登場しています。たとえば、公益社団法人日本サウナ・スパ協会とヤマハ公式がコラボし、暑い日も寒い日も至福の瞬間を得られる=ととのうという共通点をあげて、三輪バイクをアピールするサイトや楽曲などが存在しています。

こうしたメディア露出により、トリシティやNIKENといったヤマハ三輪バイクの知名度は上がり、三輪バイクの理解を深めることに成功しました。この三輪バイクのコラボポスターは、全国各地のサウナにも貼り出され、サウナ愛好家にも三輪バイクが広く認知されるきっかけにもなっています。

ヤマハトリシティの進化の歴史

トリシティシリーズの誕生は2014年で、最初にトリシティ125が市場に登場しました。その後、2016年に155が発売されます。そしていずれのモデルも、安定性とスムーズなコーナリングを実現するLMWが特徴です。また2015年には、ABSをトリシティ125に標準装備。フロントとリアにセンサーを設けてより安定性を高めています。

2018年にはトリシティ155にもABSが装備され、2019年には両モデルともにマイナーチェンジが行われました。125には新たなメタリック色の追加、155はシート高を15mm低くすることによってライダーとの一体感を向上させています。加えて最大排気量モデルのトリシティ300も新たに発表。パワーはもちろんのこと安定性や快適性も高レベルで、上位モデルとして日本市場の発売へ期待が高まっています。

排気量別の違い

トリシティ125

初期から販売されている最もベーシックなモデルです。125ccなので、維持費が安くセカンドバイクとしてもライダーから人気があります。また、他のモデルと比べて車重も軽めなので、取り回しがしやすくて街乗りでも快適に走ることができるでしょう。フックや収納スペースも多く装備されているため、ツーリングから買い出しまで幅広く利用できます。

トリシティ155

125ccの人気を受けて登場したモデルで、近年人気の155ccとなっています。トリシティ125を踏襲した車体には、LEDライトやパーキングブレーキといったこのモデルならではの装備も充実。高速道路にも乗れるため、ロングツーリングにも適しています。リアタイヤの幅が広がったことでより安定性が増しているため、最初の一台にもおすすめのバイクとなっています。

トリシティ300

2019年に新たに発表されたモデルです。XMAX系のエンジンを搭載したトリシティの中でも最大排気量を持っています。一般的なビックスクーターの多くは250CCとなっていますが、トリシティ300はさらに余裕のある走りが期待されています。また、欧州市場も意識したモデルとなっており、グレーを基調とした車体は高級感を感じさせるデザインです。2020年1月現在日本ではまだ発売されていないため、多くのライダーから注目を集めています。

トリシティの買取事例

   
バイク買取専門店 バイクワン
バイクの買取相場について
疑問に思っていることはありませんか?