【KTM】DUKEシリーズの歴史と魅力

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【KTM】DUKEシリーズの歴史と魅力

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画像引用元:KTM(https://ktm.com/ja-jp/models/naked-bike/250-duke-2022.html)

かつてはオフロードバイクを専門的に手掛けるメーカーでしたが、今やオンロードモデルも多数手がけ、ロードレースの最高峰、MotoGPでも勝利を収めるまでになったKTM。

同社がオフローダー専業から総合バイクメーカーへと飛躍するのに大きな役割を果たしたのが、ネイキッドでありながら、エッジを効かせたストリートファイター系のスタイルが特長となっているDUKEシリーズです。とりわけ近年、日本では普通自動二輪免許で乗ることができる「スモールDUKEシリーズ」が大いに注目を集めています。

DUKEシリーズの歴史や魅力について、ご紹介していきましょう。

DUKEシリーズの歴史

オフロード専門メーカーという位置づけだったKTMが、その後の会社の運命を大きく変えるきっかけとなったのが1995年。DUKEシリーズの始祖である620 DUKEが登場したのがこの年でした。エンデューロレース向けマシン用に開発されていた608cc単気筒エンジンを用いて、車体もオフローダーをベースにオンロード向けに改良したという内容。

モデルチェンジを繰り返しながら、完成度を高めていき、1994年には640、2008年には690へと排気量アップ。そして2016年には5代目へのフルモデルチェンジがなされています。

並行して、DUKEシリーズは排気量別のバリーエーションも拡大を続け、2011年の125 を皮切りに、200、390、250のスモールDUKEシリーズがお目見え。一方、2013年には1301ccの最大排気量を誇る1290 SUPER DUKE Rが登場しています。

DUKEシリーズの魅力

DUKEシリーズはオフローダーベースの軽量な車体とレスポス特性のよいシングルエンジンという特性を活かしながら発展してきました。近年ではますますエンジンがハイパワー化され、その上で車体は可能な限り軽量化という方式をかたくなに貫いています。

もうひとつ、DUKEシリーズを語る上で欠かせないのが、エッジを効かせたストリートファイター系の車体デザイン。200年代半ばあたりから、こうした個性的なデザインのモデルを他メーカーでも手掛けるようになりましたが、DUKEシリーズは1995年から、それこそ「先駆車」であったという点が、完成度の高さにつながっていると言えるでしょう。

DUKEシリーズの主要モデル

250 DUKE

日本国内でニーズが高いと言われている250ccモデルで、スモールDUKEシリーズのなかでは最後発となる2015年に登場。その僅か2年後にはフルモデルチェンジが慣行。身近な250ccモデルでありながらライドバイワイヤ(電子制御スロットル)が導入されていて、その上で価格面はリーズナブルに抑えられています。

690 DUKE

1995年に誕生した620 DUKEのアイデンティを受け継ぐ直系子孫という存在。690ccのビッグシングルエンジンに150kg程度の軽量な車体というのは、まさにDUKEシリーズのコンセプトそのもの。1999年登場していた640から640からモデルチェンジを受け2008年に登場。2008年、2012年、2016年にそれぞれモデルチェンジが行われ、2018年モデルまで生産が続きました。

790 DUKE

DUKEシリーズの新たな個性として、並列2気筒エンジンを搭載したモデルであるというのが最大の特徴。初登場は2018年のことでした。もちろんDUKEシリーズの一員だけあり、軽量コンパクトかつシャープなデザインとアグレッシブな走行性能を実現しています。その後、2021年には排気量をアップした890 DUKEへとモデルチェンジされました。

1290 SUPER DUKE R

2011年に登場していた990 SUPER DUKE Rが前身モデル。排気量アップ&デザイン変更のフルモデルチェンジによって2013年にお目見えしました。DUKEシリーズ最大の排気量である1301ccV型2気筒エンジンを搭載しており、さらにはKTMのロードモデルとしては初めて、片持ち式スイングアームを採用。サスペンションはKTM御用達のWP製、ブレーキにはブレンボ製を採用。トラクションコントロールやABS、さらにはバンクセンサーも搭載されています。

   
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