【BMW】Fシリーズの歴史と魅力

バイク売却完全ガイド

バイクの買い取り市場カタログ
バイクの買取相場カタログ » バイク買取最新業界ニュース » 【BMW】Fシリーズの歴史と魅力
  

【BMW】Fシリーズの歴史と魅力

Fシリーズイメージ

Fシリーズイメージ

画像引用元:BMW公式HP(https://www.virginbmw.com/impre/impre2019-f750gs/)

BMWのオートバイと言えば、真っ先に思い浮かぶのはボクサーエンジン搭載のRシリーズ、そして4気筒縦置きエンジン搭載のKシリーズという時代が長く続いていました。そんな2大シリーズの寡占状態だったBMWモトラッドのラインアップに、RともKとも異なるモデルがお目見えしたのは1993年のこと。

1960年代を最後に途絶えていた単気筒エンジンを復活させ、現代で言うところのアドベンチャーモデルの佇まい。それこそがBMW史上初のFシリーズであるF650ファンデューロでした。その後、搭載エンジンは単気筒から並列2気筒に変更。モデルバリエーションもGS系、オンロード系へと広がっていきました。

そんなFシリーズの歴史や魅力について、ご紹介していきましょう。

Fシリーズの歴史

BMWモトラッドのラインアップは1980年代以降、RとKの2シリーズという時代が続いていました。Rは水平対向2気筒、Kは横置き4気筒エンジンをシャフトドライブで駆動するというのが特徴であり、またBMWならではのこだわりとされていました。

そうした慣習をBMW自ら打ち破り、水冷単気筒エンジンをチェーンで駆動させる方式としたのが、Fシリーズ第1号であるF650ファンデューロでした。そしてF650GSやF650CSスカーバーといったモデルも追加された後、2006年には水冷並列2気筒エンジンを搭載したF800S/STが登場。以降、Fシリーズは現在まで、並列2気筒エンジン搭載モデルとして、様々な車種バリエーションが生み出されています。

Fシリーズの魅力

BMWの代名詞と言えるRシリーズは排気量増大と車輛の大型化がどんどん進んでおり、Kシリーズも直列4気筒に代わって直列6気筒エンジンが搭載されるようになりました。バイクメーカーとしては正常進化であるものの、ライダーにとっては敷居もどんどん高くなっているというのは否めません。

その点、Fシリーズは1000ccを超えない排気量の並列2気筒エンジンでチェーン駆動というパッケージにより、比較的身近に楽しめるBMWという立ち位置を確立しています。

Fシリーズが人気の理由

価格面や車格面での身近さに加え、Fシリーズは走りの軽快さという点も見逃せないポイント。それこそ大型自動二輪免許を取得したばかりのライダーでも、比較的容易に扱えるというメリットがあります。またオフロード志向の強いGSのイメージが強いですが、実はオンロード系モデルも多彩にラインアップされています。

Fシリーズの主要モデル

F800S

2006年、水冷2気筒エンジンを搭載した新生Fシリーズモデルとして、兄弟車のF800STとともに登場。F650CSスカーバーで採用実績のあったベルトドライブ方式が継承されているのが特色。「S」の車名の通り、ハーフカウルとセパレートハンドルという、スポーツ性を重視したパッケージになっています。

F650GS

F650ファンデューロの後継モデルとして登場。BMW伝統のGSの名が与えられ、よりオフロード志向が高められました。当初は単気筒エンジンが継承されており、1999年と2000年のダカールラリー優勝マシンはこの単気筒モデルがベース。その後、車名は650GSのまま、2007年に800cc並列2気筒エンジン搭載に切り替わりました。

F800R

左右非対称のヘッドライトが印象的なストリートファイター系のオンロードモデルとして2009年に登場。その後、2015年にモデルチェンジが慣行されて近未来的なシングルヘッドライトスタイルとなり、新たに倒立式フロントフォークとラジアルマウント式ブレーキキャリパーが採用されました。

   
バイク買取専門店 バイクワン
バイクの買取相場について
疑問に思っていることはありませんか?