GSX1300Rハヤブサの進化の歴史

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GSX1300Rハヤブサの進化の歴史

画像引用元:SUZUKI DIGITAL LIBRARY(https://www.suzuki.co.jp/suzuki_digital_library/2_moto/sports_078.html#p2)

GSX1300Rハヤブサは、スポーツバイク、アルティメットスポーツをコンセプトにしたスズキのビッグバイクです。1299cc直列4気筒エンジンを搭載し、驚くべきパワーとスピードを秘めています。重厚なイメージですが、操縦安定性に優れており、扱いやすさもあるバイクです。海外モデルとして人気を集め、日本へも逆輸入で入ってくるモデルが多数あります。

デザインはヌメヌメとして不気味と評されることもありますが、空気抵抗の低減を追求した結果。当時のモーターショーでも好みが分かれることとなりますが、世界でヒットとなり、長くアルティメットスポーツとして君臨することとなりました。

GSX1300Rハヤブサの魅力

世界最速の称号をかけて、メーカーがしのぎを削っていたとき、市販車のなかで300km/hオーバーをたたき出したのがハヤブサです。299km/h規制のスタートによって、わずかな期間で300km/hオーバーの称号を奪われますが、ファンの間ではその歴史は語り継がれていきます。

ハヤブサは速さだけでない魅力を備えたバイクとしても人気を集めています。素直なハンドリングと適度なスポーツ性を持つため、堂々とした車体ながらも重さを感じさせないシャープな走りを期待できるでしょう。過激さと優しさの二面性、底知れぬ能力を秘めたバイクです。

また、3つの走行モードが選択可能なスズキドライブモードセレクター(S-DMS)を装備しており、初心者にも扱いやすくなっています。

GSX1300Rハヤブサの進化の歴史

GSX1300Rハヤブサは、1998年ドイツインターモトショー98に登場し、20年にわたってロングセラーとなったバイクです。海外向けモデルとしてスタートしてから2008年にフルモデルチェンジするまで、大きなモデルチェンジもないままに多くの人から愛されてきました。海外向けとして始まり、世界で人気を集めた結果、日本でも注目を集めましたが、国際正規販売がおこなわれたのは2014年のことです。

99年モデルは、カワサキZZR1100、ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードから3年後、市販車でも速い車として生まれました。2001年モデルは、300km/h規制によって280kmメーターへ、また、シートレールやタンク容量、フューエルポンプの変更がおこなわれました。その後、大きなモデルチェンジをすることなく進化を続け、2008年、デザインテーマを「鎧兜」とし、フルモデルチェンジをおこないます。

エンジンストローク量41㏄アップ、エンジンバルブをチタンに、フレームは剛性を15%アップとなりました。1340cc/197馬力のアルティメットスポーツらしさを残しつつも、ツアラーとしての良さも感じられるモデルです。2013年以降のモデルでは、キャリパーをトキコからブレンボにチェンジし、ABS装備となります。国内仕様が発売されたのは翌年ですが、そこでも最小限の変更のみ、欧州仕様の最高出力197馬力で300㎞/hまで刻まれたメーターを持って発売となりました。

2021年春、待望の発売開始! 3代目、新型ハヤブサ登場!

2018年の2代目国内仕様の発売終了以来、まだかまだかと噂されていた3代目のハヤブサ。海外向け仕様は生産が続けられていたものの、国内のハヤブサファンはそれこそ首を長くして待ち焦がれていましたが、ついに2021年春、満を持して3代目ハヤブサの発売開始が正式にアナウンスされました。バイク業界全体にとっても大きな話題となり、バイク雑誌やバイク系ネットメディアなどが大々的に取り上げています。

外観デザインは、初代および2代目と同じく、大柄で威風堂々とした迫力あるフルカウルデザインを踏襲。その一方で、初代および2代目で強調されていた丸みを帯びたフォルムから、よりシャープにエッジを効かせたカウル形状へと刷新。とあるモータージャーナリストは「車体は大きくなっているはずなのに、実車に跨るとコンパクトになったように感じる」と述べています。

また新型ハヤブサは新車購入にあたり、カラーオーダープランが用意されていることも大きな話題に。標準カラーとして用意される黒×金、白×青、銀×赤の3種類に加え、外装カウル3色、外装アクセントカラー3色、ホイール2色から自在の組み合わせができ、15パターンの組み合わせから望みの配色を選べるという方式。標準カラーの3色と合わせ、合計18パターンのカラーを選べるというのは、バイクの歴史を見ても、ほぼ無かったのではないかと思われます。

そしてハヤブサと言えば、気になるのは何と言っても、そのエンジンパフォーマンス。デビュー前はカワサキH2の向こうを張ってスーパーチャーチャー搭載、あるいはターボの復活、はたまた直列6気筒搭載と様々な噂が飛び交いましたが、蓋を開けてみれば、1339cc直列4気筒で190psという内容。H2やCBR1000RR-R、YZF-R1Mなど200psマシンを下回る結果に。

ただしこれは、それこそターボや直列6気筒なども実際にテストを繰り返した上で、ハヤブサらしさを一番体感できるために選択したパッケージとのこと。電子制御スロットル採用や各種電子制御の性能アップデートなどとも相まって、バイクとの一体感、軽い動き、優秀なブレーキ性能を高いレベルで実現する「アルティメットスポーツ」の進化系として完成させているそうです。

実際、2代目ハヤブサを所有しているというバイク雑誌記者は、コーナーリング性能や乗りやすさ、扱いやすさの向上具合を「愛車の2代目ハヤブサでは、なにをどうあがいても、3代目の完成度に及ばない」と評しているほどです。まさに長く待っただけの価値がある完成度を実現しているといった形ですね。

GSX1300Rハヤブサの買取事例

   
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