【インディアン】チーフファミリーの歴史と魅力

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【インディアン】チーフファミリーの歴史と魅力

チーフ_ダークホース

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画像引用元:インディアン公式HP(https://www.indianmotorcycle.co.jp/cruiser-family/)

様々な紆余曲折を経て、バギーやスノーモービルなどを手掛けるポラリス・インダストリーズ社によって2011年、ブランドが復活することとなったインディアン。新生インディアンにおいて、ダートトラックレーサーレプリカのFTRシリーズ、1,130cc水冷Vツインエンジン搭載のスカウトシリーズとともに、主要モデルシリーズの一角を構成しているのが、チーフファミリーになります。

チーフファミリーの歴史や魅力について、ご紹介していきます。

チーフファミリーの歴史

「チーフ」という名称はかつてのインディアンが1920年代に発売した1,000ccエンジン搭載モデルに用いられていたもの。ちなみに「スカウト」も同年代の600ccクラスのモデル名が由来。インディアンのブランド再建に着手したポラリス・インダストリーズ社は、これらの往年のモデル名を復活させることを決断。

スカウトは1,130cc水冷エンジン搭載モデルシリーズに採用されたのに対し、チーフの名称は1800cc空冷Vツイン(後に1890ccへ排気量アップ)搭載モデルに与えられました。そうした流れを経て登場したのが、スタンダード仕様のチーフ。2018年のことでした。そこから様々な派生バリエーションが追加されていき、現在進行形でラインアップ拡充が続いています。

チーフファミリーの魅力

公式に表明されているという訳ではありませんが、1800ccオーバーの大排気量空冷Vツインエンジンを用いたクルーザースタイルモデルというのは、やはり最大のライバルであるハーレーダビッドソン、とりわけビッグツインエンジン搭載モデルに強い対抗意識を持っているものと察せられます。

一方で、インディアンならではのこだわりとして、近年のツアラー系やスポーツ系モデルなどでお馴染みのモード切替スイッチの採用や、路面の凹凸ギャップの吸収性、不快な振動の抑制といった現代モデルとしての水準もしっかりとクリア。そうした点が、モータージャーナリストからも高く評価されています。

スカウトファミリーの人気モデル

Chief Dark Horse

2015年に登場したスタンダード仕様のチーフをベースに、エンジン、ハンドルバー、フロントフォークなどの主要部位をブラックアウト仕上げに。車体色もマット調のダークカラーが採用されました。ほどなくスタンダード仕様のチーフに代わり、チーフファミリーのベーシックモデルの位置づけに。2022年にフルモデルチェンジが慣行され、より軽快なイメージへと生まれ変わっています。

Chief Bobber Dark Horse

2022年にフルモデルチェンジされたChief Dark Horseをベースに、文字通りボバーカスタムを施した派生兄弟モデルになります。ハンドルはエイプハンガースタイルに変更。前後ホイールはキャストからスポークタイプに換装。さらにステップは足を前に投げ出すスタイルのフォワードコントロール仕様となっています。

Sport Chief

2023年登場の新型モデルで、エンジンはもちろん1890ccに排気量アップされたサンダーストローク116を搭載。真っ先に目を惹かれるのは個性的で独特な形状に成型されたビキニカウル。フロントフォークには倒立タイプが採用されており、ハンドル、エンジン、マフラー、リヤサスペンションなどの主要部品はブラックアウト仕上げとなっています。

Super Chief Limited

1890ccに排気量アップされたサンダーストローク116エンジンを搭載し、2021年に登場。エンジンやマフラーはクローム仕上げとし、大型のウインドスクリーンと左右のサドルバッグを標準採用。長距離ツーリングを見据えた装備が充実されています。

   
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