【インディアン】スカウトファミリーの歴史と魅力

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【インディアン】スカウトファミリーの歴史と魅力

スカウト

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画像引用元:インディアン公式HP(https://www.indianmotorcycle.co.jp/scout/)

エポックメイキングなダートトラックレーサーレプリカであるFTRシリーズが大きな注目を集めていますが、並行して力を入れているのが、かつてのインディアンが手掛けていたモデル名を冠した、モデルシリーズの展開。そのひとつが、1,130cc水冷Vツインエンジンを用いたクルーザーモデルであるスカウトファミリーになります。

そんなスカウトファミリーの歴史や魅力について、ご紹介していきます。

スカウトファミリーの歴史

「スカウト」という名称は元々、1920年代に当時のインディアンが手掛けていた600ccエンジン搭載のレーシングマシンのものでした。そこから幾星霜。ブランド復活を果たしたインディアンが、自社の新ラインアップを拡大していくなかで、その名前を復活させることを決断。

その栄誉を与えられたのが、新設計の1,130cc水冷エンジンを搭載した独自デザインのクルーザースタイルモデル。それこそが2015年に発売開始となった初代スカウトでした。当初はサドルタイプのシングルシート仕様だったものの、2018年からは後部座席一体型シートを装備。また後述する通り、派生バリエーションモデルが順次登場しています。

スカウトファミリーの魅力

スカウトは1,130cc水冷エンジン搭載のクルーザースタイルモデルになります。一見するとハーレーや日本メーカーが手掛ける同系統モデルと同じように思えますが、その中身は実に先進的。クルーザーモデルの多くに採用されている鉄製パイプフレームではなく、鍛造のアルミ製フレームを採用。このクラスのクルザーとしては253kgという軽量さを実現しています。

外観は懐かしさを感じさせる往年のクルーザースタイルでありながら、パフォーマンス的には最先端仕様というのが、まさに開発における狙いだったのだそうです。

スカウトファミリーの人気モデル

Scout Bobber

スタンダード仕様のスカウトをベースとした派生バリエーションモデルとして、2017年に登場。その名の通り「ボバースタイル」の外観に仕上げられています。具体的には、スタンダード仕様がアップライトなハンドルポジションなのに対し、より低く構えたハンドルバーに換装。前後フェンダーは短めにカットされ、タイヤもよりブロックパターンに近いものを装着。さらにはフロントフォークアウター、エンジン、マフラー、リヤサスペンションなどをブラックアウト仕上げとしています。

Scout Bobber Twenty

初代スカウトが登場した1920年にちなみ、またそこから100周年という節目を記念したモデルとして2020年に登場。車名の通り2017年に登場していたScout Bobberをベースとしながら、こちらは高く構えたエイプハンガースタイルのハンドルバーを装着し、ミラーもグリップエンドタイプ。またホイールもキャストタイプからスポークタイプへと変更されています。2021年も継続してラインアップされましたが、グリップエンドミラーの配置が、ハンドル上部から下部に変更されました。

Scout Rogue

2022年のスカウト派生バリエーションモデルとして登場。最大の特色はヘッドライト回りに装着されたビキニカウルになります。その上で、車体全体のブラックアウト仕上げや、ショートカットされた前後フェンダーなどのスタイルはScout Bobberのスタイルを踏襲。ただし、装着タイヤはスタンダード仕様のスカウトのような、よりオンロード向けのタイプのもの。一方でハンドルは、Scout Bobber Twentyのような、高く構えたエイプハンガースタイルが採用されています。

   
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