【2019年2月号】バイク買取最新業界ニュース

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【2019年2月号】バイク買取最新業界ニュース

動員数過去最多となった『TOKYO AUTO SALON 2019』

2019年1月11日から13日にかけて、第37回となる『TOKYO AUTO SALON 2019』が千葉県千葉市の幕張メッセにて開催された。ブースに出展したのは、国内外の自動車メーカーはもちろん、カスタムショップやパーツメーカーを含め426社。

出展車輛は906台、来場者の累計は33万666人にものぼり、大盛況で幕を閉じた。尚、これらの数字は37回の開催を振り返っても最多となる。(出典:二輪新聞 2018年2月1日付)

東京オートサロンのメインとなるのは四輪のカスタム車輛だが、ホンダをはじめとする一部メーカーブースでは二輪車輛も展示した。

ホンダのブースで展示された二輪市販車
  • CBR250RR(ABS仕様)
  • CB1100
  • Rebel250(ABS仕様)
  • モンキー125
  • スーパーカブC125

※モンキー125とスーパーカブ以外の車輛は触れ、跨っても良いとのこと

ホンダブースで展示されたチャンピオンマシン
  • モトGPクラスチャンピオン(M・マルケス)マシン「RC213V」
  • 世界耐久選手権タイトル(FCC TSRホンダフランス)マシン「CBR1000RR」
  • 全日本モトクロス選手権IA1クラスチャンピオン(成田亮)マシン「CRF450RW」
  • 全日本トライアルIAスーパークラスチャンピオン(小川友幸)マシン「RTL300R」

特設ステージには、全日本選手権ロードレースに参戦する高橋巧、高橋裕紀、秋元耕祐、水野涼らが登壇。モトクロスに参戦する成田亮と山本鯨、トライアルに参戦する小川友幸らも参戦して、トークショーで会場を賑わせた。

また、バイク好きでお馴染みの芸人・チュートリアルの福田充徳氏は、バイク好きをもっと増やす移動式バイク宣伝カーとしてN-VANをカスタム。「バイクパークフクダーランド」と題して東京オートサロンで展示された。

そのほか、二輪用のトランスポーターとしてカスタムされたトヨタのハイエースや日産キャラバンなども展示。バイク好きをしびれさせたのは言うまでもない。

マン島TTレース5冠の『神電七』も展示

また、ホンダの創業者・本田宗一郎氏の長男が社長を務める「株式会社無限」のブースにも注目したい。無限ブースでは、イギリスとアイルランドの間にあるマン島で開催されるレース「マン島TT」のZeroクラスで5連覇を達成した電動レースバイク「神電七」のストリップモデルが展示された。神電七はフルカーボンフレームとフルカーボンスイングアームでボディを軽量化することに成功。また、バッテリーは非常に軽いラミネート型リチウムイオンバッテリーを搭載して、電動バイクの課題と言われるバッテリーの重さを軽減した。油冷式のブラシレスモーターは最大トルクは210Nmを発揮。市街地から山間部まで、400メートル以上の高低差、200以上のコーナーを駆け巡るマン島TTレースに非常に適したバイクだと言える。

3か月連続右肩上がり!2019年の二輪車生産事情

2018年11月の二輪車生産総数は5万9,940台。これは2017年11月よりも4.9%多い。2018年9月・10月に引き続き、3か月連続で前年度の生産台数を上回る結果となった。排気量別の内訳は以下にまとめている。(出典:二輪新聞 2018年2月8日付)

2018年11月の二輪車生産台数
2018年11月の生産台数 前年同月の生産台数 前年同月比
原付一種 12,892 9,605 34.2%増
原付二種 3,708 2,709 34.2%増
小型二輪 39,760 38,779 2.5%増
軽二輪 3,580 6,022 40.6%減

データを確認すると、二輪車の生産台数は全体的に増加しているが、軽二輪は減少傾向にあるため、需要が少ないと見てとれる。しかし、輸出台数と照らし合わせたところ、意外な結果が判明した。

二輪車の生産・輸出台数の内訳
輸出台数
(2018年11月/2017年11月/前年度比)
国内利用台数
(2018年11月/2017年11月/前年度比)
原付一種 1,025/650/57.7%増 11,867/8,955/32.5%増
原付二種 2,925/2,240/30.6%増 783/469/66.9%増
小型二輪 33,738/29,836/13.1%増 6,022/8,943/32.67減
軽二輪 2,957/5,772/48.8%減 623/250/149.2%増

主な輸出先は欧州(1万7,612台)、北米(1万4,353台)、アジア(2,850台)、オセアニア(2,314台)などである。データの中でとくに注目していただきたいのは、軽二輪の輸出台数。生産台数だけを見ると需要が少ないと思えた軽二輪だが、大幅に減少していたのは輸出台数であり、国内の需要は最も増えていることがわかった。

原付一種・原付に種は国内利用台数・輸出台数ともに増加。小型二輪に関しては国内利用が減少し、輸出台数が増加していた。

このデータから、日本で生産されたバイクは2018年下半期より国内外ともに需要が増えていることがわかる。排気量によって多少の差はあるものの、2019年以降も需要は高まるだろう。生産台数は増え、2018年以上に新しいバイカ―が増えると予測される。

   
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