【ドゥカティ】パニガーレの歴史と魅力

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【ドゥカティ】パニガーレの歴史と魅力

パニガーレイメージ

パニガーレイメージ

画像引用元:ドゥカティ公式HP(https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/panigale/panigale-v4)

元来よりスポーツ系の車種を得意としており、その名もずばり「スーパーバイク」というシリーズも展開しているドゥカティ。1988年の851から始まったその血統はそれぞれの時代ごとに、ドゥカティの持てるパフォーマンスを最大限に発揮することを目的としている車種を手掛けてきました。

そうした歴史のなかで、大きな節目であり転換期となったのが、2012年にお目見えした1199パニガーレでした。それまで一貫してこだわり続けてきたドゥカティならではの特色を刷新し、新たなスーパーバイクとして送り出したというのが、大きな話題となりました。

そんなパニガーレの歴史や魅力について、ご紹介していきましょう。

パニガーレの歴史

「パニガーレ」の名称はドゥカティの本社所在地の地名に由来。初めてその名が与えられたのは、2012年の1199パニガーレでした。それ以前のドゥカティのスーパーバイクシリーズと言えば、トリレスフレームが大きなこだわり。また1993年の916以降は、長きに渡ってセンターアップ方式のマフラーを採用してきました。

そんな特色を一新し、完全に生まれ変わったといえるのが、1199パニガーレでした。新たに採用されたのはモノコックフレームと言い、フレーム内にエアクリーナボックスとスロットルボディを組み込んだ独自の方式。マフラーも重量バランスを重視したローダウンレイアウトとなりました。まさにドゥカティの、そしてスーパーバイクシリーズとしての、一大ターニングポイントとなりました。

パニガーレの魅力

「ドゥカティらしさにこだわり続けるよりも、スポーツ系バイクとして正しい進化の道を選んだ」。パニガーレの魅力は、ずばりこの点に尽きるでしょう。ドゥカティのスーパーバイクシリーズは1993年の916以来、約20年に渡ってトラスフレームとセンターアップマフラーにこだわり続け、その点が人気の要因でもありました。

しかし、モーターサイクルというものは、絶えず進化するものであり、伝統は時として足枷となるという場合もあります。そうした殻を、勇気をもって自ら壊し、全く新しい世代のスーパーバイクとして生まれかわった車種がパニガーレに他なりません。その上で、「デザイン的なカッコよさ」もしっかり実現しているというのも、さすがはドゥカティと言えるでしょう。

パニガーレの主要モデル

1199パニガーレ

2012年に登場した、初めてパニガーレの名を冠したモデルであり、ドゥカティのスーパーバイクシリーズとしての新たな歴史を開拓した記念碑的モデルになります。一方で、スーパーバイクらしいデザイン性はしっかりと踏襲されているのが秀逸。

899パニガーレ

それまでのスーパーバイクシリーズと同様に、1199パニガーレのミドルクラスの弟分として2014年に登場。フレームやマフラーレイアウト、デザイン形状などは1199パニガーレに準じたスタイルとなっています。

1199パニガーレR

市販車ベースのマシンで争われるスーパーバイク世界選手権への参戦のために、限りなくレーシングマシンに近い状態までスープアップがなされた「R」仕様。レースベース車としての役割はこの「R」が担い、公道向けには1299パニガーレが登場しました。

1299パニガーレ

1199パニガーレをベースにシリンダーボアの拡大により排気量をアップしたモデル。排気量の上限があるスーパーバイク選手権向けには「1199パニガーレR」があったため、公道向けには排気量をアップした1299をラインアップする戦略が採られました。

パニガーレV4

2008年にMotoGPマシンのレプリカとして限定1500台、787万円で発売されたデスモセディチRRは別にして、通常の量産市販車としてはドゥカティ初となるV4エンジンを搭載。それでいて、デザイン的には1199/1299のスタイルが踏襲されています。

   
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