自動車殿堂歴史遺産車に選ばれた「SR400」について

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自動車殿堂歴史遺産車に選ばれた「SR400」について

SR400の画像 SR400の画像

画像引用元:photoAC HP(https://www.photo-ac.com/main/detail/208685?title=YAMAHA%20SR)

「自動車殿堂歴史遺産車」について

ヤマハのロングセラーバイク「SR400」が2019年に自動車殿堂歴史遺産車に選ばれました。(※)日本自動車殿堂は、自動車社会を浸透させることに貢献したことをたたえる制度となっています。この殿堂に選ばれる車は、日本の自動車の歴史に足あとを残した名車ばかりです。これまでホンダのスーパーカブやCB750 FOURなどが選ばれています。

この度4台が新たに歴史遺産車として名を刻むこととなりました。その中の一台として選ばれたのが、ヤマハSR400です。ヤマハSR400は、日本だけでなく世界的なロングセラーのバイクであり、今なお愛され続けるレジェンド的な存在です。1978年に登場して以来、ヤマハの顔としてデザインを変えることなく生き続けてきました。

(※)参照元:2019日本自動車殿堂 歴史遺産車[PDF](https://www.jahfa.jp/wp/wp-content/uploads/2019/12/2019-yamaha.pdf)

SR400の開発秘話

SR400は、400㏄でありながら単気筒エンジンをもった力強いバイクです。加えてエキゾーストパイプや美しいクロムメッキ仕上げのマフラーなど、美しくクラフトマンシップにあふれています。特に特別仕様者として作られたアニバーサリーモデルは、「2019年度グッドデザイン賞」にも選ばれています。伝統を受け継ぐ美しいフォルムは、現代でも高い評価を受けています。

「二輪車平成28年排出ガス規制」を受け、初期モデルの世界観やブランドコンセプトを受け継ぎつつ、規制に対応できる新しいSR400を開発。排出ガス規制対応のために、エンジンのECUや排気系の変更、キャニスターの追加などを行いました。また、法規対応のための灯火器類の変更も加えられています。エンジンのECUやキャニスターの配置は、SRのスタイリングを損なわないデザインを採用。SRのアイデンティティを大切にするため、ガラスレンズにこだわって変更されました。

車両の組み立ては生産ラインではなく、すべての工程を2人1組で行うセル生産方式で行い、仕上げています。

(※)参照元:グッドデザイン賞 2019(https://www.g-mark.org/award/describe/49053)

40年の歴史について

ヤマハのロングセラーバイクであるSR400は、1978年に生まれてから40年以上の歴史を築いてきました。途中には排ガス規制の強化による生産の危機もありましたが、それを乗り越えてヤマハの顔として生き抜いています。排ガス規制によって2度の生産中止を経て、さらにヤマハのこだわりの技術・技能を反映したSRに生まれ変わりました。これからも、40年の伝統をとして変えられない部分を残しつつ、時代のニーズに合わせて進化を続けていくでしょう。

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