【MVアグスタ】STRADALE800の歴史と魅力

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【MVアグスタ】STRADALE800の歴史と魅力

ストラダーレ800

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画像引用元:株式会社 MV AGUSTA JAPAN/STRADALE 800(https://www.mv-agusta.jp/models-2/stradale-800/)

「2輪のフェラーリ」と称され、F4系モデルを筆頭に、ハイターゲット層向けの高性能スポーツ系バイクを精力的に手掛けているMVアグスタ。まさに「選ばれし者」が手に出来る格別な存在という感じですが、その一方で、より幅広いライダーが入手しやすいよう、789ccおよび675ccの直列3気筒エンジンを搭載したモデルも豊富にラインアップされています。

そんな800ccクラスの代表格はストリートファイター系ネイキッドのブルターレ800やツアラー系のツーリズモベローチェなどが挙げられますが、より個性的なツアラーとしてラインアップされていたのが、ツーリズモベローチェとモタード系のリヴァーレ800のいいとこ取りをしたという位置づけのストラダーレ800になります。

そんなストラダーレ800の歴史や魅力について、ご紹介します。

ストラダーレ800シリーズの歴史

登場は2015年。ストラダーレ800というモデルは、同じMVアグスタが手掛けるツアラー系モデルのツーリズモベローチェとモタード系モデルのリヴァーレ800を掛け合わせ、それらの中間に位置するモデルとして造り上げられたという経緯があります。

これらのモデルの共通点は言うまでもなく、789cc直列3気筒エンジンを搭載しているということ。ストラダーレ800のベースとなっているのはモタード系モデルのリヴァーレ800で、ベースモデルの切れ味鋭いコーナーリング性能や軽快な乗り味を活かしながら、ツアラー系モデルのツーリズモベローチェが持つ利便性や使い勝手の良さといったメリットを付与。スポーツ性の高さとツーリング時の利便性や快適性をバランスよく融合させています。

ストラダーレ800シリーズの魅力

MVアグスタはイタリアを母国とするバイクメーカーになります。そんな同社の最大のライバルと言えば…多くの方は同じイタリアのドゥカティを挙げるのではないでしょうか。実はライバルであるドゥカティもまた、モタード系モデルをベースに、ツーリング時の利便性を付与したモデルを手掛けています。ハイパーモタードをベースとしたハイパーストラーダに他なりません。

MVアグスタとドゥカティ、イタリアを代表するバイクメーカーの両巨頭が、ともに共通のコンセプトを持つ車種を手掛けていたというのは、大変興味深いところ。言うなれば、そうした特性の車種を求めるユーザーの声に、的確に応えていたということになります。そうした意味でストラダーレ800は、まさに時代が求めていた車種であったと言ってよいのではないでしょうか。

ストラダーレ800の派生兄弟モデル

ストラダーレ800 ツーリングエディション

スタンダード仕様のストラダーレ800登場から少しタイミングを遅らせてお披露目されたのが、派生兄弟モデルかつ数量限定の特別仕様車であったストラダーレ800ツーリングエディションになります。ストラダーレ800はスタンダード仕様で左右のサイドパニアケースを装着しており、元々ツーリング志向の高いモデルですが、特別仕様のツーリングエディションではさらに、容量34Lのトップケースを追加しトリプルパニアケース状態に。加えてグリップヒーターも標準装備され、寒い時期のツーリングもより躊躇なく行えるように配慮がなされています。

   
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