【モトグッツィ】V9シリーズの歴史と魅力

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【モトグッツィ】V9シリーズの歴史と魅力

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画像引用元:Moto Guzzi HP(https://www.motoguzzi.com/jp_JA/models/v9/)

スポーツ志向を高めた「ルマンシリーズ」や「デイトナ」シリーズ、クルーザーモデルであるカリフォルニア、そして40年ぶりの復活として話題となったV7などが知られています。そんなモトグッツィが2016年、853cc空冷縦置きVツインエンジンを搭載したネイキッドタイプとして発売を開始したのがV9シリーズ。

V9シリーズの歴史や魅力について、紹介していきます。

V9の歴史

V9シリーズは2016年、V9 BobberとV9 ROAMERの2車種が発売開始となりました。エンジンは853cc空冷縦置きVツイン、丸目ヘッドライト、バーハンドル、リヤ2本サスのスタンダードネイキッドというのが基本スタイル。もちろんシャフトドライブ駆動方式を採用しています。

その上でBobberは車名の通りボバースタイルで、前後16インチホイールにワイド幅のタイヤを履かせ、シートも短めのものを装着、マット調のボディカラーを採用しています。対してROAMERは長距離ツーリング志向を高めたタイプで、よりアップライトなハンドルポジション、ウインドスクリーン、フロント19インチタイヤ、ロングタイプのシートが装着されています。2021年にはヨーロッパの排出ガス規制「ユーロ5」への適合がなされています。

V9の魅力

2000年以降、オートバイ業界ではネオレトロスタイルが一躍人気となりました。外観はクラシカルな古式ゆかしいスタイルながら、中身は現代レベルの性能というパッケージ。こうした時流をうけ、モトグッツィは自社がかつて手掛けていたV7シリーズを2006年に復活させ、大きな人気を博しました。そうした成功をうけ、次なる一手としたのが、他ならぬV9シリーズなのです。

744ccエンジンのV7シリーズに対し、V9シリーズは853ccへと排気量を拡大。ネオクラシックとして古き良き時代の雰囲気は表現しながら、現代のライダーがもとめるスペックや水準はしっかりクリアしているというのが、V9シリーズの魅力。もちろん他メーカーにはない、空冷縦置きVツインエンジンが奏でる独自のフィーリングも見逃せないポイントと言えるでしょう。

V9シリーズの販売モデル

V9 Bobber

2016年に登場。モトグッツィの創業95周年を記念したモデルとして企画立案されたというエピソードが語られています。大きな特色は、フロントに130/90-16というワイド幅のタイヤを履かせることで、迫力に満ちた雰囲気を演出。ボディカラーもマット調を基本としています。

V9 Bobber Special Edition

スタンダード仕様のV9 Bobberをベースとした特別仕様車として2023年に登場しました。エンジンやフレーム、などの基本構造はスタンダードと共通。その上でマフラーはスラッシュカット形状の専用デザインのものを装着。フロントフォークにはブーツカバーを追加。ミラーはグリップエンドタイプに換装され、マットブラックとシルバーの専用ボディカラーにペイントされています。

   
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