【カワサキ】ZEPHYRシリーズの歴史と魅力

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1980年代後半に加熱していたレーサーレプリカブームのアンチテーゼとして1989年に発売開始となったZEPHYR400。今ではすっかりお馴染みとなった「ネイキッド」というジャンル名も、このZEPHYR400がきっかけで広まりました。その後、兄貴分である750と1100も登場。そんなZEPHYRシリーズの歴史と魅力について、ご紹介していきましょう。

ZEPHYRシリーズの歴史

1980年代後半はフルカウルをまとったレーサーレプリカブームの真っ只中。カワサキもレーサーレプリカモデルを手がけてはいたものの、ライバルメーカーには水を開けられた状態で、一時期は自動二輪部門からの撤退も検討されていた程でした。そんな状況を打破すべく、カワサキが打ち出したのは、ある意味、時流とは真逆の戦略。かつての名車、Z1/Z2を彷彿させる空冷直列4気筒エンジンを搭載し、カウルなしのオーソドックスなスタイルで仕上げたモデル。それこそが1989年に発売開始となったZEPHYR400だったのです。

販売が開始されるやいなや、ZEPHYR400はそれまでの過熱しすぎていたレーサーレプリカブームに違和感を抱いていたライダー達の心を捉え、一躍大ヒット車種に。カワサキもバイクメーカーとして復活を遂げることになりました。まさに歴史を変えたバイクと言えるのです。

その後、1991年にはかつての名車、Z2と同じ排気量の兄貴分、ZEPHYR 750が登場。1992年にはシリーズのフラッグシップとなるZEPHYR 1100が相次いで登場し、大型クラスにおいてもネイキッドブームを巻き起こします。また1996年にはZEPHYR400をベースに、エンジンを2バルブから4バルブ化しパワーアップを図ったZEPHYRχ(ゼファーカイ)も登場。2000年代までラインアップが続き、まさにカワサキを代表するモデルとして、君臨し続けました。

ZEPHYRシリーズの魅力

ZEPHYRシリーズは性能面ではライバル車には及んでおらず、また乗り味も荒々しくてがさつといった印象でした。普通に考えれば決して売れるとは思えないのですが、オートバイという乗り物に関して言えば、逆にそれがZEPHYRシリーズならではの魅力として大きく支持されたのです。

その理由はなにより、スピードやスペックにこだわるのではなく、日常で気軽に扱え、速さを競わなくても、普通に乗っているだけで楽しいという世界観を提供できたから。加えて、ZEPHYR400はかつてのZ400FXやZ400GP、ZEPHYR 750/1100は名車Z1/Z2の雰囲気を再現していたという、カワサキならではの心意気という点も見逃せないポイントと言えるでしょう。

ZEPHYRシリーズの歴代モデル

ZEPHYR400

空冷SOHC2バルブ4気筒エンジンを搭載し、マフラーは右側1本出し。カウルレス、丸目ヘッドライトといったスタイルが「ネイキッド」と呼称されるきっかけとなった1台としても知られます。1995年までラインアップされ、ZEPHYRχにモデルチェンジされました。

ZEPHYRχ

1996年、ZEPHYR400をベースに、エンジンを4バルブ化することで53馬力へパワーアップ。1998年モデルからは、それまで単色だったボディカラーに、2トーン(2000年~2003年までは3トーン)カラーがラインアップされ、より人気を高めました。2008年モデルをもって生産終了となりました。

ZEPHYR750

かつての名車、Z2を強く意識した750ccモデルとして1991年に登場。マフラーは左右2本出し。1999年モデル以降は、弟分と同じく、2トーンカラーのボディカラーがラインアップされるように。また1996年から2003年にかけては、スポークホイール&独自エンブレムを採用したZEPHYR750RSが派生兄弟モデルとして併売されました。2007年モデルをもって生産終了。

ZEPHYR1100

シリーズ最大排気量のフラッグシップモデルとして1992年に登場。2トーンのボディカラーは1999年モデルから。弟分の750と同じく、チューブタイヤを使用するスポークホイールを採用した派生モデルZEPHYR1100RSが1996年から2003年まで併売されました。2007年発売の「ファイナルエディション」をもって、生産終了となりました。

   
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