バイクのパーツメーカーで左右される買取相場

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買取価格を左右する

バイクのパーツメーカー

バイクの買取相場は、バイクの車種や状態はもちろん、装備されているカスタムパーツなどによっても左右されていきます。「カスタム車は売れない」は過去の話なのです。ここでは、高額査定が期待できるバイクのパーツメーカーについて紹介していきます。

バイクに装着した状態ではない、パーツのみの買取は可能なのか?

バイクパーツのみでの買取依頼もちろん可能ですが、しっかり体制を整えているところから、バイク買取の片手間にやっているところまで、業者によってピンキリ。そのため、依頼する前にきちんとリサーチしておくことをおすすめします。また、バイク買取が基本でパーツのみの買取は不可、あるいは明言していないという業者もありますので、確認を怠らないようにしてください。

なお、パーツのみで買取依頼をする場合、バイク本体の場合のように出張査定というケースはまれ。宅配便や郵送によって査定を依頼する、あるいは業者の店舗や出張所などに持ち込むというケースが一般的です。以下では主要な買取可能パーツの種類をご紹介していますが、ヘルメットやウェア類などは、業者によって買取可否が分かれる場合も見受けられます。この点も、事前に要チェックです。

買取可能なパーツの主な種類

マフラー

フルエキゾースト、スリップオンタイプ、サイレンサーのみなど、幅広く対応。ヨシムラ、モリワキ、アクラポビッチなどの有名ブランド品は、より高値が期待できます。

ホイール

ノーマルホイールよりも軽量なアルミニウム製、さらにその上をいく軽量性が自慢のマグネシウム製などは高価買取の期待大。ダイマグ、マルケジーニ、ゲイルスピードなどが人気です。

ブレーキまわり

マスターシリンダーとブレーキキャリパーが主要な買取対象品。ブレーキパッドは未使用品なら買取が可能な場合もあります。ブレンボ、ベルリンガ―、APなどが人気ブランドです。

サスペンション

リヤのショップアブソーバーが主要ですが、フロントサスペンション本体、内部のスプリングなども対象となります。人気はオーリンズを筆頭に、WP、クワンタム、ナイトロンなど。

ケース&バッグ類

ハードタイプのトップケースやパニアケースはイタリアのGIVI、ドイツのクラウザーやHEPCO & BECKERなどが人気。ソフトタイプのバッグ類は、革製からナイロン製まで、幅広く買取対象となります。

その他

フルカウルモデル向けのスクリーンやネイキッド向けのビキニカウル、フェンダーレスキット、プロテクター類、キャブレター、サブコンキット、ETC装置など、幅広い付属品が買取対象となっています。

バイクのパーツメーカー一覧

ウイルズウィン

ウイルズウィンは、バイクだけでなく車のカスタムパーツも手掛けるパーツブランドです。バイクのカスタムパーツについては、一般用のモノからレース用のカスタムまで用意されています。

さらに特徴的なのは、ASAKURAという姉妹ブランドを手掛けており、ここでもマフラー・フェンダー・ハンドルといったカスタムパーツが販売されています。

BMS-R(ビームス)

BMS-Rは2輪・4輪用アフターパーツ設計・開発・製造・販売を行うメーカーです。創業は平成6年。

国内大手4メーカーをメインに、チューンされたパーツを製造販売しています。「BEAMSサウンド」と聞けば、バイカーなら聞いたこともあるのではないでしょうか。

BMS-Rでは、政府承認が下りているパーツも多く取り扱ってるので、査定額も期待できそうです。

DAYTONA(デイトナ)

DAYTONAは、海外のパーツメーカーの正規代理店という立ち位置で、様々なバイクのカスタムパーツを取り扱っています。

代表的な取り扱いメーカーとしては、ツーリングボックスのブランド「GIVI」や世界170か国で使用されるタイヤブランド「MAXXIS」です。

KIJIMA

KJIMAは、「FOR RIDERS」や「ERGO」といった自社ブランド4つに加え、「NITRON」といった有名ブランドも取り扱う、オートバイ関連商品の開発・販売会社です。

ハーレー専用オリジナルパーツを設けるなど、精力的な企画・開発が行われています。

GIVI

1970年代に、イタリアで生まれたアクセサリーブランド「GIVI」。ハードケースをメインとしたツーリングボックスを生産する会社です。

もちろんボックス以外にも、スクリーンやフレームといったものも生産しています。日本ではDAYTONAが正規代理店として販売を行っています。

オーリンズ

サスペンションを最も得意としているパーツメーカーです。機能を高く評価されていますが、特筆すべき点はデザイン性です。

バイクに対してバランスよく溶け込んでくれたり、うまく主張してみたり、扱いやすさが評価されています。

サスペンションが得意ではありますが、その他にも自社で開発したパーツも多くあり、こちらも高い評価を得ています。

ベースはあくまでも2輪ではありますが、4輪のパーツも多く開発しています。ここからは、オーリンズが高いスキルを持っていることも垣間見ることができる特徴といえます。

K&N

平成8年に設立された株式会社グループ・エムがK&N ENGINEERING,INCの日本正規代理店としてバイクパーツを販売してくれています。

当然、K&Nが得意としているエアフィルターの販売はもちろんのこと、2輪だけではなく4輪関係のパーツも販売してくれています。

自社製のパーツも多く品質が高いです。それもそのはずで新しい技術を駆使したパーツを作ってくれるからです。具体的には、F1や航空機などに活かされている技術を使ったパーツとなっています。

ACTIVE

とにかく品数が豊富で「ないものはない」と思わせてくれるほどです。また、単純にバイクパーツを販売するだけではなく、バイク自体のチューンナップやカスタマイズなども請け負ってくれています。

自社製のパーツを積極的に開発するぐらいのスキルを持っているため、その仕上がり具合には定評があります。

また、多くのパーツメーカーに精通しているため、取り寄せする力も高いです。どうしても目的のアイテムが見つからない場合は、このACTIVEを頼ると何かしらの方法で手配してくれるはずです。

devil

マフラーを得意としているメーカーです。昔から、その高い技術力で開発されたマフラーは多方面から評価を得ており、今ではレースで積極的に活用されるほどとなっています。

しかも2輪だけではなく、4輪のマフラーも手掛けているというのが凄いところです。

また、単純にマフラーだけではなく、エキゾーストなどパッケージとしての開発力も高く、バイク全体の走行性能を底上げしてくれます。

デザイン性にも優れ、多くのライダーから高い評価を得ているのも特徴の1つととなっています。

MOTO CORSE

エキゾースト中心に自社開発もしているメーカーです。その自社ブランドが高く評価され、今では世界的にも有名なメーカーまでに登り詰めています。

パーツ自体は、高価ではありますが、その分、高い品質でライダーを楽しませてくれます。

中古市場では、市場に出回れば直ぐに取引されていくという特徴もっています。これは、高品質なパーツを安く手に入れたいという強いニーズがあるからこそです。

ここからも、MOTO CORSEが高い評価を得ていることが理解できます。

ヨシムラ

二輪のみならず、四輪における部品の開発や製造、販売を行っているパーツメーカー。同社は1954年に福岡県で創業したのち、1971年に二輪用集合マフラーによって世界的な人気を得たという歴史があります。さらに1970年代には鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝。以来、圧倒的に高品質なパーツを提供できるメーカーとして、今でも世界中のオートバイファンからの人気を獲得し続けています。

モリワキ

40年以上参加し続けている、モータースポーツという過酷な状況で培った知識と技術を生かし、高性能なバイクパーツを長年生み出しているモリワキエンジニアリング。同社の製品はクオリティの高さはもちろん、安全性やコストパフォーマンスの面においても高い次元でバランスが取れていることが大きな特徴。「ビヨンド・ザ・ベスト」を合言葉に、二輪・四輪のパーツの開発・製造販売に取り組んでいます。

オーバー

1982年に設立されたオーヴァーレーシングプロジェクツ(オーバー)は、「ものづくりの基本はかっこよさの追求である」という考えのもと、「楽しく、カッコよく、安全に」を理念として掲げるメーカー。全てのバイクユーザーが豊かなバイクライフを楽しむためのカスタムパーツを製造、販売しています。幅広い車種をカバーしている同社のマフラーは、全てのライダーから非常に高い人気を誇るアイテム。中古市場でも人気を集めています。

アクラポヴィッチ

1990年にスロベニア共和国で設立されたメーカー・アクラポヴィッチ。ヨーロッパにおけるエキゾーストメーカーとして名高く、ヨーロッパのバイクメーカーなどで純正オプションとして採用されるなど、アクラポヴィッチのマフラーは非常に高い評価を受けています。同社では社員全てが「最高のエキゾーストシステムを作り出す」という信念を持っており、全てのバイクユーザーに向けたパーツの開発に取り組んでいます。

タケガワ

ホンダ系のミニバイクから、4MINI全般に対応するカスタムパーツの製造や販売を行っているタケガワ(スペシャルパーツ武川)。業界のニーズをキャッチしながら新しいパーツを提供することにより、エンジン出力の向上はもちろん安定性と耐久性も向上させることによって、世界のバイクユーザーから信頼を獲得しているメーカーです。

多彩なカスタムパーツを提供することで、それぞれが持つカスタムイメージを実現。常に驚きと感動を与える商品開発を行っています。

brembo(ブレンボ)

ブレンボは1961年にイタリアで創業されたブレーキメーカーです。ディスクブレーキの発明とほぼ同時期に誕生したブレンボは、二輪・四輪を問わず高性能なブレーキの製造を続け、やがてはフェラーリやポルシェ、ドゥカティやホンダなど世界で名を馳せるブランドが採用するブレーキメーカーとなりました。

また、MotoGPやF1などのレースでも圧倒的シェアを誇っており、現在のモータースポーツで超重要なブランドとなっています。

marchesini (マルケジーニ)

マルケジーニは、レーシングバイク用のホイールメーカーとして、モータースポーツ業界の前線で活躍するブランドです。

高性能アルミ鍛造ホイールやマグネシウム鍛造ホイールはトップレーサーやワークスチームからの信頼も厚く、また世界的ブレーキメーカー「ブレンボ」グループの一員として、技術の開発にも取り組んでいます。

マルケジーニのホイールは流行に左右されにくく、買取相場が常に高めという点も特徴です。

TERMIGNONI(テルミニョーニ)

スーパーバイク世界選手権(WSB)の歴史の中で、チャンピオンの栄光に多く輝いてきたサイレンサーブランドがテルミニョーニです。

イタリアのマエストロの経験と新しい技術の融合によって、極薄パイプを手曲げでは不可能な曲率で調整し、圧倒的な軽量性や排気効率、パワー特性を実現されたテルミニョーニ・マフラーは、ドゥカティの純正オプションとして採用されるなど、ヨーロッパや日本を問わず世界中で愛され続けています。

NITRON(ナイトロン)

ナイトロンは1997年にイギリスで誕生しました。一切の妥協が許されないレースを開発の土台として、そこで得られたデータをフィードバックされたナイトロンのショックアブソーバーは、ヨーロッパの二輪・四輪レースで優れた実力を発揮するだけでなく、ストリートでも高い人気を誇っています。

日本では2005年から展開されており、日本人ライダーのニーズに応えられるよう「イギリス製造×日本国内組立」が続けられています。

BEET(ビート)

ビートは昭和40年(1965年)創業の鉄工所を母体として、昭和57年に誕生した国産パーツメーカーです。職人の伝統と技術を土台としつつも、時代ごとの工作機械を導入し、低コストでありながら高品質・高性能なバイクパーツを製造しています。

創業以来、ビート製品はバックステップやマグネシウム鍛造ホイール、カワサキワークスも認める高性能マフラーなど、日本のバイク史で大きな存在感を放ち続けています。

QUANTUM(クァンタム)

クァンタムは1990年にイギリスで設立されたサスペンションメーカーです。一流エンジニアがF1チームのニーズに応えるために創設したクァンタムは、現在もレーシングカーやレーシングバイク用のダンバーの設計開発を行っており、クァンタムのレーシングダンパーは世界中のレースを席巻しています。

街乗りからサーキット走行まで幅広く対応する機能性だけでなく、象徴的なパープルカラーの美しさでも人気のブランドです。

NOJIMA(ノジマ)

有名エンジニアリング会社でメカニックとして活躍していた野島英俊が、1982年に鈴鹿で設立した国産マフラーメーカーです。ノジマは優れたエンジニアによるプロフェッショナル集団であり、ノジママフラーはバイクのパフォーマンスを最大限に発揮しながら、伝説とまで呼ばれたノジマサウンド」を実現します。

また、車種やモデルを問わず幅広く適合するノジママフラーは、中古市場でも人気が高く買取実績も豊富です。

LeoVince(レオビンチ)

イタリアで1954年に創業したシトー社が展開するハイクオリティ・マフラーブランドです。圧倒的な技術力とイタリアンセンスによって生み出されるレオビンチのマフラーは、スーパースポーツはもちろん、ビッグスターからアメリカンまで幅広くカバーし、世界中でファンを獲得しています。

また、設計から製造まで全て自社対応でありながら年間生産本数が数多くあり、驚異的な生産力はまさにヨーロッパで上位クラスであることを象徴しています。

KER KER(カーカー)

カーカーは、ロードレース国内選手権としてあるAMAスーパーバイクレースに、3年連続優勝という輝かしい実績を誇るエキゾーストシリーズです。

過酷なレース経験で培われたノウハウと先端技術の結晶であるカーカーの集合マフラーは、排気効率による性能向上だけでなく、洗練されたデザインと特徴的なサウンドを実現しており、世界上位レベルのエキゾーストシステムとして多くのユーザーに愛されています。

VANCE & HINES(バンス&ハインズ)

バンス&ハインズは、1970年代のアメリカドラッグレース界において、それぞれトップライダーとトップエンジンビルダーとして活躍していた2人によって1979年に設立されました。

現在はアメリカ国内においてエキゾーストメーカーとして成長を遂げており、アメリカンからスポーツモデルまで、幅広い車種へ適合する製品を開発・提供しています。また、手榴弾をモチーフにしたデザインなど、唯一無二の感性も魅力です。

WM(ダブルエム)

SRなどのシングルバイクを得意とするスペシャルショップとして、1982年に東大阪で誕生した国産カスタムパーツメーカーです。

創業当時から、卓越した技術による高品質なアルミ削り出しパーツの製造を続けており、こだわりを追求するシングルオートバイユーザーにとって、人気のメーカーとなっています。また、近年は伝統的なモデルだけでなく、CB400SFやCB1100といったモデルに適合するパーツも製造しています。

MIVV(ミヴ)

ミヴは1970年の創業以来、高性能のマフラーを製造し続けるメーカーです。ミヴではオリジナルのハイクオリティマフラーだけでなく、ヤマハやドゥカティといった一流ブランドへOEMマフラーの提供も行っており、その実力は世界的に認知されています。

ミヴマフラーの日本国内での流通量はあまり多くなく、きちんと価値の分かる買取業者を選べば、激レア製品としてプレミアム価格での査定も期待することができそうです。

rizoma(リゾマ)

リゾマは1990年代初頭にイタリアで誕生したバイクパーツメーカーです。細部まで妥協することなく、徹底的に性能と美しさを追求されたアルミ削り出しパーツは、シンプルでありながら洗練されたラグジュアリー感を放っており、ドゥカティのアフターパーツメーカーとして高いシェア率を誇っている点も見逃せません。また、開発責任者がかつてカワサキのワークスチームで活躍していたなど、日本とのつながりも深いメーカーです。

無限MUGEN

無限は、本田宗一郎氏の長男と、後の本田技研工業社長が設立した、ホンダ車専門のカスタムパーツメーカーです。ホンダバイクやホンダ車のパーツメーカーとして圧倒的な知名度と人気を誇り、また過去には無限エンジン搭載車がF1で勝利を飾るなど、モータースポーツの世界において日本を代表する企業の1つといえるでしょう。

現在は株式会社M-TECへ業務を委譲しつつも、ブランドとして高品質な製品の設計・開発を続けています。

AGRAS(アグラス)

アグラスは1970年に和歌山県で創業されたバイクパーツメーカーです。社名の由来にもなった企業ポリシーである「THE AGGRESSIVE RACING SUPPORT」の精神に基づいて、常に新しいチャレンジを積極的に行いながら、高品質・高性能のカスタムパーツを製造しています。

優れたアルミ切削技術で生み出される製品は、ビッグバイクからミニバイクまで幅広く適合し、中古パーツ市場でも高額査定を期待できそうです。

パフォーマンスマシン

パフォーマンスマシンは、1970年にカリフォルニア州で誕生したカスタムパーツメーカーです。ハーレーダビッドソンやカスタムバイクを対象としたブレーキキャリパーで注目を集め、やがて高性能カスタムホイールの開発も手がけるようになり、現在は足回りのスペシャリストとしてハーレー乗りのブランドになっています。

製品の性能と圧倒的な耐久性は世界的に信頼されており、スポーツ系カスタムマシンにも使われています。

   
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