ヤマハセロー250 DG17J(2014年式) 転倒車

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セロー250 DG17J(2014年式) 転倒車

官公庁も採用、オン・オフ選ばない操作性と走行性能
セロー250の買取相場&リアル査定レポート

乗り手を選ばない敷居の低さと、一定レベル以上のオフロード走行性能を両立し絶大な人気を誇ったセロー250。今回査定に出したのは、2014年式の転倒車輛。買取相場と実際の査定結果を詳細にレポート!セロー250の売却で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

セロー250 DG17Jの転倒車を査定してもらいました!

高額査定がついたセロー250 DG17Jの画像はコレだ!

セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
セロー250
買取車情報
年式 平成26年(2014年)
走行距離 1900km
状態(外観) 色褪せ・傷目立つ
エンジンの状態 可動
事故歴 転倒車
改造の有無 無し
査定者の評価コメント
エンジン
5
異音小、始動性・吹け上がり問題無し、錆・腐食有り
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態)
4
ホイール傷多数、タイヤヒビ
外装(外装パーツの状態)
4
シュラウド傷多数、タンク凹み、キャリア傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態)
4
サスオイル漏れ、ディスクローター錆、タイヤヒビ
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか)
4
サイレンサー傷、ヒートガード傷・凹み、エキパイ錆
フレーム
5
ストッパー凹み、ステップ傷・錆・曲がり
そのほか
-
ツーリングセローモデル、屋外保管の為各所傷・錆有り

※点数は10点満点です

査定者の評価コメント
エンジン 5
異音小、始動性・吹け上がり問題無し、錆・腐食有り
フロントまわり(前輪周辺の足まわりや状態) 4
ホイール傷多数、タイヤヒビ
外装(外装パーツの状態) 4
シュラウド傷多数、タンク凹み、キャリア傷
リヤ周り(後輪周辺の足まわりや状態) 4
サスオイル漏れ、ディスクローター錆、タイヤヒビ
電気保安部品 (マフラー、メーター、ウインカー、電気系統ほか) 4
サイレンサー傷、ヒートガード傷・凹み、エキパイ錆
フレーム 5
ストッパー凹み、ステップ傷・錆・曲がり
そのほか -
ツーリングセローモデル、屋外保管の為各所傷・錆有り

※点数は10点満点です

条件が違ったらセロー250の査定額はどう変わる?

ETC付 プラス10,000円
グリップヒーターや社外シート等オプション有り プラス10,000円~30,000円
傷・錆一切無し プラス30,000円
ETC付
プラス10,000円
グリップヒーターや社外シート等オプション有り
プラス10,000円~30,000円
傷・錆一切無し
プラス30,000円

「ライダーライターT」よりひとこと

こちらは2014年式のセロー250。スタンダードモデルをベースに、ヤマハの傘下グループ会社のワイズギア社製のガードつきフロントスクリーン、ハンドルガード、リヤキャリア、エンジンガードなどが装着された、いわゆる「ツーリングセロー」になります。

気になる買取相場は430,000円~490,000円。この個体の買取査定は450,000円とのこと。走行距離は1,423kmとさほど多くはありませんが、転倒歴ありとのことで、車体全体にキズやサビが多く発生してしまっており、タイヤにもヒビ割れが出ていて要交換。また保管も屋外だったとのことで、塗装の色あせも出てしまっているとのこと。

その一方で、前述の通り、各種の装備を装着してツーリングパッケージ仕様である点や、エンジンの始動状態は良好とのこと。これらを総合し、この買取査定となったそうです。

なお、ETC装置の装着ならプラス10,000円。グリップヒーターや社外製シートなどの装着でプラス10,000円~30,000円。キズやサビなどが一切ない状態であればプラス30,000円の査定アップが期待できるとのことです。

セロー250とは

セロー250

セロー250のスペック情報

総排気量 249 cc
最高出力 14kW(18PS)/7,500rpm
最大トルク 18N・m(1.9kgf・m)/6,500rpm
全長・全高・シート高 2,100mm/1,160mm/830mm
重量 130kg
燃料タンク容量 9.6L
燃料消費率 40.0km/L
発売年 2005年(セロー225は1985年)
メーカー希望小売価格 507,600円(2017年モデル)
カラー ホワイト/グリーン他

セロー250 DG17Jの歴史

オフロードモデルの敷居を下げた画期的1台

セロー250のデビューは2005年ですが、その前身モデルであるセロー225まで遡ると、デビューはなんと1985年!もちろん、数年ごとにモデルチェンジを繰り返しており、外観デザインも変更されてきましたが、これほど長くラインアップされてきたというのは、ヤマハの中ではSR400に次いで2番目ということになります。

その初代である1KH型セロー225の登場は、まさにそれまでのオフロードモデルの常識を覆すものでした。悪路での走破性を重視するため、ロングストロークなサスペンションや一定以上の最低地上高を確保するといった必要があるため、必然的に車高/シート高が高くなるというのがそれまでの考え方だったのです。

セローはその点、シート高を下げ、シンプルさ、乗りやすさを追求。その上で、オフロードでの走行性もないがしろにすることなく保持されました。それこそモトクロスコースのような激しいアップダウンがあるといったシチュエーションはさておき、フラットな林道や砂利道などでは、扱いやすさから、むしろスムーズに走れるほど。初心者はもとより、ベテランのオフロード愛好家も唸らせる完成度だったのです。

以降、足回りの改善や燃料タンクの容量拡大、排ガス規制対応といった改良・改善を繰り返しながら、一度もカタログ落ちすることなく生産が続きます。そして2005年には排気量を250ccに拡大し、車体、外観デザインも一新したセロー250へとモデルチェンジ。2017年の生産中止まで、長きに渡り、ヤマハの主要モデルの座を務めました。

セロー250 DG17Jの魅力

乗りやすくてタフ、消防庁、警視庁も採用

先代の225時代も含め、セロー250は一環して、乗り手を選ばない敷居の低さと、一定レベル以上のオフロード走行性能を両立するという方針を貫いてきました。そうした確固たるこだわりがあったからこそ、ここまでのロングセラーになったのでしょう。

それこそ二輪の世界だけでなく、四輪の世界でも往々にして見かけますが、見た目や雰囲気はオフロードモデル風なのに、実際のオフロード走行性能は、オンロードモデルに毛が生えた程度という「なんちゃってオフローダー」が、これまでに多数現れては消えていきました。

その点、セローはオンロードでの乗りやすさや快適性、利便性といったものも兼ね備えながら、肝心のオフロード性能も高いレベルにあるという、本物だったのです。

そうした特性やメリットは官公庁からも評価されており、東京消防庁では、高圧放水銃や応急救護資器材を装備し、いち早く火災現場に駆けつける「消防活動二輪部隊」のベース車として採用。また静岡市でも防災業務を担う「静岡市オフロードバイク隊」がセロー250を採用。さらに警視庁でも、災害時の情報収集用としてセロー250をベースとしたXT250Pを配備しています。

以上の通り、絶大なる支持と人気を誇ったセロー250でしたが、排ガス規制の影響により2017年をもって生産終了となりました。ただし、同じヤマハのロングセラーであったSR400と同じく、後継モデルの開発は行われているとのこと。新モデルの登場に期待しましょう。

[追記]2018年式の新型セロー250が2018年8月31日に発売。排ガス規制対応の上で馬力アップなどの改良が施されているとのこと。期待が膨らみます。

   
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